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メガソーラーにセンサーをつけて、気象予測の計算に取り組んでいくうち、どの分野でもこうした計算が応用できると気づきました。当時ディープラーニングが出てきたタイミングでしたが、ディープラーニングも高度な計算式をたくさん使って答えを出しているので、将来的に伸びると予測してAI業界に進出していったという感じです。 AI事業を始めた当時、AI事業はそれまで取り組んできた再エネ事業と全く異なるベクトルで、カルチャーも全然違ったので、結構大変でした。今で言うリスキリングっぽい感じになっていたんですが、社員の皆が信じてついてきてくれて、ありがたかったです。 NEDO吉田)AI事業で最初に取り組まれたのは、何の事業だったのでしょうか。 曽我部社長)実は一番始めに取り組んだのは高速道路の渋滞です。大手高速道路会社さんから渋滞予測のお話をいただいて「やったことはないけれど、やらせてください」という感じで、年末年始の渋滞予測とかを始めました。今でもバージョン上げ等、数年単位で関わらせていただいています。 こういった感じで何の実績も無い中、お客様が我々のやりたいという思いを汲んでチャンスをくださったので、本当にいろんな方に感謝をしています。 2.あえてインフラに挑むのは、社会貢献の実感が強いから NEDO吉田)インフラ業界は大企業が多く、実績がないと協働できないイメージなのですが、実際どういった感じでしょうか。 曽我部社長)検討から開発開始までに数年かかるのはざらですね。そうなるとキャッシュフローもかなり大変になってくるので、ベンチャーが参入できないんだと思います。 ただインフラ業界の方々の保守的な部分は、彼らの持っている責任を考えたらごく当然のことなんです。勢いで新しい事業に取り組んで停電になってしまったら、多くの人が困りますよね。そういう責任を持っていらっしゃる方々とお仕事をさせていただくので、我々がきちんと彼らに実現性とその価値を納得いただけるまで伝え、話し合っていく必要がある、と思っています。 NEDO吉田)あえてインフラ系を選ばれたのはすごいですね。なんとなくGRIDさんの事業のようなAI最適化というと、ニーズが高く意思決定も早いEコマースのような分野が最初にステップインするところかと思っていました。 曽我部社長)そうですね、我々は再エネ事業があったので、基本的にはずっと黒字で事業運営できていたこともありますが。あえてインフラを選んだのは、実は「工学が好き」っていう単純な理由です(笑)。社員も工学好きが多く、「どうせならインフラみたいに大きく社会貢献できる分野の方が、人生を賭けて取り組む価値を見い出せるよね」といったコアバリューが会社全体としてあります。 企業理念の”Infrastructure + Life + Innovation”も、まさしく社会インフラにイノベーションを起こし、人々の生活を豊かにしたい、将来はそういう会社になりたいという思いで作って、未だに大事にしていますね。人々の生活を豊かにするためにイノベーションを起こしていくことが我々ベンチャーの役割ですし、大企業さんよりも我々の方がチャレンジしやすい環境だと思っています。社員の多くが好きなインフラという分野で社会貢献していけるのは、やはり楽しいです。 3.NEDOの支援で、前代未聞のプロジェクトにもチャレンジできた NEDO吉田)GRIDさんは2018年にAIシステム共同開発支援プロジェクトでNEDO事業に採択されましたが、その時のお話を伺えれば。 曽我部社長)我々が採択いただいたプロジェクトのテーマは、「プラントにおける深層学習を用いた運転状態予測及び最適化」です。千代田化工建設さんと協働し、石油・ガスプラントの生産と保安オペレーションの省力化、自動化を支援するシステムを構築すべく、研究に取り組みました。 我々はもとより誰もやっていないことにチャレンジしようというカルチャーですが、このプロジェクトはものすごくチャレンジフルで、当初どうすれば良いか全くわかりませんでした。しかし国益に合致する方向性だったので、NEDOを通じて国の支援をいただくことができ、全部リスクマネーでやらずにすんだのはありがたかったですね。 4.産学連携のコツは、アカデミアと対等に・共通のビジョンを作ること NEDO吉田)よく産学連携は難しいと言いますが、GRIDさんではアカデミアの先生方とお付き合いするうえで、どういったことに気をつけていらっしゃいますか。 曽我部社長)まずひとつ、ビジネス側がアカデミアの先生方の特性を理解して、共通のビジョンを作ることが大切だと思います。確かにビジネスにはビジネス側の理屈があるんですが、やはりビジネスサイドが先生方をうまく生かし切れていないんだろうなというのはよくよく感じますね。私は兄がアカデミアの世界にいて、アカデミアの先生方と関わらせていただくことが多いんですが、先生方は本当に頭の良い方ばかりで、社会に貢献したいという思いで研究されています。ただ先生方のやりたいこととビジネスでやりたいことって大抵ベクトルが合わないことも多いです。その点、ビジネス側が「こういうことを解決しませんか」「こういう世界を一緒に実現しましょう」というように、先生方と共通のビジョンをしっかり作る必要があるのではないかと。ビジョンが先生方に共感いただければ、自然と先生方の研究もアジャストしてきてくださって、比較的ベクトルがあってくるように思っています。 もうひとつのポイントは、アカデミアの先生方に研究部分を丸投げにせず、我々でも研究を行うことですね。アカデミア相当の研究者がきちんと社内にいて、先生方とそれなりに同等の知見を持って対等に議論しながら、お互いに研究を進める形を取っています。先生方にはコーチング的な関わり方をしていただくことが多く、研究の主体はあくまで我々です。共同研究でできたパテントは共同出願するケースもありますし、単体でビジネスにおけるパテントを取りに行くこともありますし、先生方が圧倒的に知財をもっていておこぼれを頂戴するような形にはなっていません。 NEDO吉田)研究成果については、発表したいアカデミアの先生方と、企業秘密としておきたいビジネス側とで意見が合わない場合もあるんじゃないかと思いますが、その点はどうされていますか。 曽我部社長)我々はオープンにしていこうというカルチャーなので、先生方同様、研究成果を積極的に外へ出しています。論文を毎年何本も発表していますし、国際学会での発表も推奨していますね。 研究の世界で生きていると、我々も先人たちの数学の知恵や論文の恩恵を受けているのをすごく感じます。我々が日本で普通に暮らしていられるのも、先人が作ってくれた環境のおかげです。なのでこうした恩恵を次の世代にバトンタッチしていくのはやるべきことだと思っています。 5.大切なのは信念をもって、信じられる仲間とやりきること NEDO吉田)特に初期段階だと誰かからアドバイスを得たいと思われたこともあるんじゃないかと思いますが、役立ったコミュニティがあれば教えていただけませんか。 曽我部社長)各分野ですごいと思う人と、ディスカッションをすることでしょうか。私はいつも周りに多種多様なベクトルのメンターさんを6人くらい置いています。アカデミアの先生や技術的なこと、ビジネス開発、会計の話とか、それぞれの分野で自分がすごいなと思う人と話して学ぶことで、情報を形成しているんです。なのでかなり特殊かと思うんですが、テレビもネットもほとんど見ないんですよ。すごいなと思う人たちに自分から「すみませんちょっと色々お話させてください」とお声がけさせていただいて、周りにいていただいている感じです。 NEDO吉田)最後に、これから起業する方や起業したばかりの方に向けて、何かコメントやアドバイスをいただければ。 曽我部社長)難しいんですが、みなさん、自分の得意なところはすごく大事にしてほしいと思っています。世の中、イーロン・マスクのように何でもできる人はあまりいません。研究が得意なら、お金に変えるのが得意な人にうまく出会えればと。なかなか難しいんですが、信じられる良い出会いがあると良いですよね。本当に良い出会いがあればチームが成功するので、誰とやるかはとても重要だと思っています。 一番大事なのは、何を、誰を信じて、自分の人生をかけてやるか、ということですかね。苦しいこととか悩ましいこととか、もう続けられないって思うくらいのストレスは日々かかります。けれどいちいち小さいことを気にしていても仕方ないので、鈍感さや明るさも大切です。きちんと自分なりの信念をもって、信頼できるメンバーと挑戦しつづけると、良いことが起こるのかなと。 自分が考えているアイデアは、ほとんど誰かに賛同されることはないと思った方がいいです。私たちも最初にAI最適化をやりたいと思ったとき、否定されたことがたくさんあります。批判があればあるほど他の人には理解できないことで、チャンスがあると思っていいんです。自分がやりたいと思うのであれば、批判を恐れずどんどんチャレンジするのが起業家ではないかと。うまくいくかは自分たちだってわかりません。それでも他人の評価を気にせず、自分の信じることをしっかり信念を持ってやるかどうかだけだと思っています。 関連プロジェクト ※1 JOIC(オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会) 民間事業者の「オープンイノベーション」の取組を推進するとともに、「ベンチャー宣言」を実現することにより、我が国産業のイノベーションの創出及び競争力の強化に寄与する活動を行っています。 ※2 ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業 ディープテック・スタートアップを対象とした本事業は、VC等との協調やステージゲート審査の活用を盛り込み、実用化研究開発や量産化実証、海外技術実証などへの支援を行います。公募は通年で実施し、年4回程度、提案受付期間及び審査の実施を予定しています。(第一回提案受付は2023年5月25日正午まで) ※3 Plus ( Platform for unified support for startups ) NEDOを含む政府系16機関は、スタートアップ支援を目的として、「スタートアップ・エコシステムの形成に向けた支援に関する協定書」を締結し、スタートアップ支援に関するプラットフォーム「Plus(プラス)」を創設いたしました。 その一環として、ワンストップ相談窓口”Plus One(プラスワン)”を、NEDOにおいて運用いたします。政府系支援制度の活用を検討しているが、どの事業が対象なのかわからない方などのお悩みにお応えします。 政府系支援策検索はこちら ワンストップ相談窓口はこちら この部分はブラウザに反映されません --> これより外部サイトに移動します。よろしければ、「はい」をクリックしてください。 はい いいえ PAGETOP 本サイトについて 支援事業・制度検索 技術シーズ Plus One トピックス一覧 お問い合わせ プライバシーポリシー 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