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本文へジャンプ メインメニューへジャンプ 富山県立大学受験生応援サイト Menu Scroll トップページTop 学部・学科Fuculty 工学部 情報工学部 看護学部 月刊ドンマスMonthly “DON-MAS” 学長メッセージMessage 動画で見る富山県立大学Movie 先輩VOICEVoice キャンパスライフCampus Life ここから本文です 月刊ドンマスMonthly “DON-MAS” Monthly “DON-MAS” Vol.44 看護学部、初の卒業生にインタビュー！ 令和5年3月、富山県立大学看護学部の1期生が卒業します。4月に開設される富山県立大学大学院看護学研究科及び富山県立大学看護学専攻科（公衆衛生看護学専攻・助産学専攻）のいずれかに進学する人もいれば、就職する人も。それぞれの道に進む4名の方に進路を決めた理由、看護学部の4年間で印象に残っていることなどをお聞きしました。 小松 ひかりさん　進学：富山県立大学大学院看護学研究科 発達障害について研究したい 大学院への進学を決めたのは、発達障害の方への支援についてもっと詳しく研究したいと思ったからです。富山県立大学に入る以前からずっと発達障害に対する関心があり、看護学部での4年間でも学んできました。進学においては地元の大学院も考えましたが、看護学部の先生方が熱心に関わってくださるので、県大の大学院に進むことを決めました。大学院で学んだ後は、その知識を生かし、医療機関で働きたいと考えています。 「ありがとう」と書かれた手紙 看護学実習での体験は忘れることができません。睡眠時間を削るほど忙しく大変でしたが、その反面嬉しいこともありました。小児看護学実習で手術前の患者さんを受け持つことになり、手術の内容を分かりやすく伝えるために自作の絵本を用いて説明しました。患者さんが「わかったよ」と言ってくれて、そのお母さんも喜んでくださいました。最終日、「ありがとう」と書かれた手紙をいただいた時は、自分の行った看護が患者さんに喜んでもらえたと実感できて嬉しかったです。 個別性を意識できるようになった ユマニチュード®のケア技法を学び得られたことも県大に入ってよかったことの1つです。入学当初はただ患者さんにケアをするのが看護師の仕事と考えていましたが、いろいろな授業やグループワークなどを通して、「患者さん一人ひとりにとって一番いいケアは何か」という個別性を意識できるようになりました。そして、実際に成人看護学実習（慢性・緩和）で患者さんを受け持った時にも、ユマニチュード®のケア技法を用いて関わることができました。 杉本 望碧さん　進学：富山県立大学看護学専攻科(助産学専攻) 女性のライフスタイル全般に携わりたい 母性看護学実習で助産師の仕事風景を目にしたことが助産学専攻への進学を決めた大きな理由です。その実習で、授乳に悩むお母さんが助産師との関わりによってポジティブな方向へ変わっていくのを見ることができ、私も母子をそばで支えたいと思うようになりました。助産師は出産時だけでなく、更年期障害や健康障害を患った女性の方のメンタルヘルスを支えるなど、女性のライフスタイル全般に携わることができます。就職先は病院や保健所、保健センターなど多岐にわたりますが、助産学を学んだ後は、病院で実務経験を積み重ねていきたいと思っています。 ユマニチュード®から学んだこと 介護士だった母の影響もあり、大学に入る前からユマニチュード®について関心がありました。そのユマニチュード®のケア技法を学べることが富山県立大学に入るきっかけの1つでもあったので、4年間を通して、学び培うことができたことはかけがえのないことだと感じています。看護学実習でも、認知症患者さんを受け持たせてもらった際に、最初はうまくコミュニケーションを取ることができなかった患者さんが、学んだことを取り入れると徐々にケアを受け入れてくださるようになりました。患者さん1人1人と向き合い、患者さんによって関わり方を変える必要性を実感することができました。 4年間で身についた主体性 同じ夢を志す友人や、夢の実現を支えてくれる先生方がいたことも大きな励みとなりました。友達と将来の理想像を話し合ったことや、自分の学びたいことを突き詰めていく作業もすごく楽しかったです。2年生までは与えられた課題をこなすのに精一杯でしたが、3年生からは患者さんに合った看護に必要な知識や技術を学びたくて図書館に通っていました。4年間の学びを通して、患者さんに寄り添いたいという思いが強くなりました。 城川 恵美さん　進学：富山県立大学看護学専攻科(公衆衛生看護学専攻) 地域の方々を支える存在になりたい 富山県立大学に入り、保健師は予防医療に携わり、地域で暮らす人々がその人らしく安心して生活できるように支援をする存在だと知りました。ゼミや看護学実習を通し、行政の保健師がお母さんたちから困りごとなどを聞き、支援されている姿を見たことで、保健師を志すようになりました。保健師と一口に言っても、学校の保健師や産業保健師、地域の人と病院を繋ぐ病院の保健師などいろいろありますが、今は行政の保健師を目指しています。地域の方々と直接触れ合いながらサポートしていけたらと思っています。 患者さんのために作成したパンフレット 成人看護学実習（急性・回復）で受け持ったご高齢の方のことは忘れられません。術後は合併症を防ぐことも大切です。自分が患者さんの立場だったら食事のポイントなどが書かれたパンフレットがあれば便利だろうと思い、その人に適した食事の工夫点や控えた方がいい食事などを書いたものをオリジナルで作成したところ、とても喜んでもらえました。退院時に患者さんから「城川さんがいたから頑張れました」という言葉をかけてもらい、やりがいを感じました。他の患者さんでも私なりに考えて実践したことで喜んでくれる方もいて、そういう時はとても嬉しかったですね。 楽しかった軽音楽部での活動 軽音楽部での活動は私の大学生活で欠かせないものでした。私はベースを担当していたのですが、メンバーみんなで音を合わせるのがすごく楽しくて。勉強との両立は大変な面もありましたが、頑張ることができました。1期生だったので看護学部の先輩はいませんでしたが、軽音楽部での活動を通じて、工学部の先輩たちといろいろな話ができたり、関わりが持てて本当に良かったと思っています。 和田 琉愛さん　就職：総合病院 優しい看護師になりたい 「将来は看護師になりたい」明確にそう目指すようになったのは高校生の頃です。看護師になるために富山県立大学に入ったので、就職は私にとって自然な選択でした。希望していた病院での就職が叶い、嬉しく思っています。最先端医療に取り組んでいる高度な病院ということもあり不安もありますが、とにかく頑張って経験を積み、知識や技術を身につけていきたいです。そして患者さんにとってよき相談相手になれるような優しい看護師になりたいと思っています。 涙を流してくれた患者さん 老年看護学実習でも忘れられない出来事があります。その実習で受け持った患者さんは、病によって口をうまく動かすことができず、食事をすることが困難な方でした。少しでも前向きな気持ちになってもらえるよう声がけをし続けたら、最終日の前日にご飯を8割ぐらい食べることができたんです。今までは2割ぐらいしか食べられなかったので、涙を流しながら「ありがとう」と言ってくださいました。私もすごく嬉しくて泣いてしまいました。 素敵な人たちがたくさんで、成長できた 信頼できる人たちにたくさん出会うことができました。看護学実習でうまくいかないことがあり、悩んでいた時期には、友達と助け合ったり慰めあったりしながら頑張ることができました。友達は明るくて素敵な人ばかりなので、いい影響を受けながら成長できました。先生方も皆さん親身になってくれて、どんなことも相談できました。所属していた軽音楽部でも色々なことに挑戦できました。3つのバンドに所属しているので、昨年の学園祭では、トータルで20曲以上演奏したんです。聴きにきてくれた人が「よかったよ」と言ってくれて嬉しかったですね。 高校生の皆さんへメッセージ 小松さん: 看護職としての働き方はたくさんあると思うので、これから大学生となる皆さんには大学4年間でたくさん学びながら、視野を広く持って「自分はどうなっていきたいか」「どんなふうに働きたいのか」を考えていってほしいと思います。 杉本さん: 4年間は長いようで短いです。自分の理想像に近づいていくために自主的に学ぶ姿勢を持つことや、いろいろな人たちと話すことが重要です。友人や仲間、先生方との多くの出会いを通し、自分の感性や看護観を豊かに育んでいってもらえたらと思います。 城川さん: 一緒に学べる同志のような存在は、大学だからこそ作れると思います。3年時からは看護学実習が増えるので、1・2年次にサークルや友達との時間を大切にしてほしいです。サークル活動は主に射水キャンパスで行われますが、バスも出ていますし、先輩と仲良くなれば通うのがもっと楽しくなると思いますよ。 和田さん: 大変なことがあっても、自分一人ではありません。先生方に相談できますし、頼りになる人にも出会えると思うので、誰かと一緒に乗り越えられると思います。楽しいこともたくさんあるので、悩み過ぎずに頑張ってくださいね。 月刊ドンマス一覧を見る ここからフッターです トップ 工学部 情報工学部 看護学部 先輩VOICE キャンパスライフ 月刊ドンマス 動画で見る富山県立大学 学長メッセージ 5分で分かる富山県立大学 富山県立大学ホームページ Copyright(C) Toyama Prefectural University. All Rights Reserved. ページの終了です