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立命館大学　研究者学術情報データベース English>> TOPページ TOPページ > 花﨑　育代 （最終更新日 : 2022-12-06 10:41:14） ハナザキ　イクヨ 花﨑　育代 HANAZAKI IKUYO 所属 文学部 日本文学研究学域 職名 教授 業績 その他所属 プロフィール 学歴 職歴 委員会・協会等 所属学会 資格・免許 研究テーマ 研究概要 研究概要（関連画像） 現在の専門分野 研究 著書 論文 その他 学会発表 その他研究活動 講師・講演 受賞学術賞 科学研究費助成事業 競争的資金等(科研費を除く) 共同・受託研究実績 取得特許 研究高度化推進制度 教育 授業科目 教育活動 社会活動 社会における活動 研究交流希望テーマ その他 研究者からのメッセージ ホームページ メールアドレス 科研費研究者番号 researchmap研究者コード 外部研究者ID その他所属 1. 文学研究科   学歴 1. 2004/03(学位取得) 日本女子大学 博士(文学） 2. ～1983/03 日本女子大学 文学部 国文学科 卒業 3. ～1985/03 日本女子大学 文学研究科 博士前期課程 修了 職歴 1. 1985/04/01 学習院女子中高等科教諭（19850401―19930331） 湘南短期大学専任講師（19930401―19990331） 湘南短期大学助教授（19990401―20060331） 立命館大学文学部教授（20060401―） 所属学会 1. 現代文学会 2. 昭和文学会 3. 日本近代文学会 4. 日本文学協会 研究概要 戦後文学を中心とした日本近現代文学 日本近現代文学のうち特に大岡昇平を中心とした戦後文学を主に研究。書き手・読み手の受容・引用といった通時性・共時性を重視しつつ、作品／テクストを精読、時代を無視し得ないと考える一方で、時代状況の確認に止まらない読みをめざしている。 現在の専門分野 日本文学 (キーワード：日本近現代文学) 著書 1. 2003/10 『大岡昇平研究』 │ (単著)   2. 2011/02 『大岡昇平研究』（改訂増刷） │ (単著)   3. 1990 「大岡昇平」(『近代文学II』） │ (単著)   4. 1990/10 「長谷川かな女」「小林美代子」「香山彬子」「木村治美」「北原リエ」の項（村松定孝・渡辺澄子編『現代女性文学辞典』） │ (単著)   5. 1991/05 「上田理恵――自己直視への過程――」（『別冊 国文学解釈と鑑賞』（特集「女性作家の新流」）） │ ,162-168 (単著)   全件表示（50件） 論文 1. 1984/02 「大岡昇平戦後の出発――『俘虜記』「武蔵野夫人」「野火」」 │ 『国文目白』 │ 第23号,pp.82-91 (単著)   2. 2018/04 「大岡昇平『花影』の生成――初出原稿からの考察 　－子供の声・「怨み」の削除・葉子の孤絶――」 │ 『国語と国文学』 │ 第95巻 (第4号),pp.3-19 (単著)   3. 2017/12 「三島由紀夫・方法としての貴種流離 ――昭和三十年前後・「鰯売恋曳網」「海と夕焼」を中心に――」 │ 『論究日本文學』 │ (第107号),pp.1-16 (単著)   4. 2016/05 「立尾真士著『「死」の文学、「死者」の書法 　椎名麟三・大岡昇平の「戦後」』」 │ 『日本近代文学』 │ (第94集),pp.255-258 (単著)   5. 2014/05 「大岡昇平「野火」手稿――『展望』初出第三回分について――」 │ 『論究日本文學』 │ (第100号),pp.145-154 (単著)   全件表示（73件） 学会発表 1. 2013/05/11 大岡昇平の自筆資料を調査して (日本近代文学館 図書資料委員会) 2. 2008/06/14 〝関西弁〟からみる大岡昇平の文学 (2008年度日本近代文学会関西支部春季大会) その他研究活動 1. 2014/06/28 「大岡昇平の戦中戦後―『俘虜記』を中心に」 (於・茨木市立川端康成文学館、文学講座「文学に描かれた戦争」) 2. 2014/03/08 「戦後文学のなかの女性―大岡昇平作品―＜生きていく女性＞へ」 (於・朝日カルチャーセンター中之島教室) 3. 2007/03/24 基調講演　佐藤卓己「終戦記念日の神話」を超えて」印象記 (坂口安吾研究会第一四回研究集会) 受賞学術賞 1. 2004/03 第12回やまなし文学賞（研究・評論部門） 科学研究費助成事業 1. 2018/04 ～ 2023/03 大岡昇平文学の基礎的および総合的研究―構想ノート・原稿類を含む― │ 基盤研究(C)   2. 2013/04 ～ 2018/03 大岡昇平文学の基礎的および総合的研究―創作ノート・原稿類を含む― │ 基盤研究(C)   3. 2009/04 ～ 2013/03 大岡昇平文学の基礎的および総合的研究 ―構想ノート・草稿類を含む― │ 基盤研究(C)   4. 2006/04 ～ 2009/03 日本文学における国際的研究理論と互換システム構築をめざして-文化表象を中心に │ 基盤研究(B)   研究高度化推進制度 1. 2017/042017/09 研究支援制度分類：学外研究制度種目：-戦後文学の研究-大岡昇平を中心に- 2. 2010/092011/03 研究支援制度分類：学外研究制度種目：-大岡昇平を中心とした戦後文学の研究-戦後GHQ占領下を中心に- 3. 2010/042011/03 研究支援制度分類：専門研究員プログラム種目：-戦中・戦後の「近代の超克」論に関する研究 4. 2009/042010/03 研究支援制度分類：専門研究員プログラム種目：-戦中・戦後の「近代の超克」論に関する研究 5. 2008/042009/03 研究支援制度分類：専門研究員プログラム種目：-戦中戦後の（近代の超克）論に連なる文学・批評の研究 教育活動 ●その他教育活動上特記すべき事項 1. 2008/08 高大連携講義： 　日本近代文学―小説を研究するとはどういうことか― （高大連携協定校プログラム　 アカデミック・プログラム） 研究者からのメッセージ 1. 大岡昇平を中心とした日本近現代文学研究日本近代文学研究とは何か－作品／テクストの精読を主軸に研究しながら、この問題を常に問うています。 文学は時代・社会・思潮と共にあり、これを無視して＜読む＞ことはできません。しかし、こうしたものの｀反映｀といった観点からのみ考察するとすれば、それはもはや文学研究といえるでしょうか。そもそもあまりおもしろいものではなくなってしまうでしょう。 大岡昇平文学を、その作品／テクスト生成に至る受容・引用、また改稿といった種々相を考究し、精読することで、一見なんでもないように見えていた文字列が、きわめてスリリングな、わくわくするものに、あるいは、深いものとしてあらわれてきました。同時代作家の三島由紀夫やまた松浦理英子などの文学研究においても、基本的にこうしたスタンスで考究しています。 ８３年、日本女子大学卒業、８５年、同大学院博士課程前期修了。８５～９３年、学習院女子中高等科教諭。９３～０６年、湘南短期大学専任講師、助教授。０４年、『大岡昇平研究』（０３年、双文社出版）で、第１２回やまなし文学賞（研究・評論部門）受賞。 06年度より本学。学生のみなさんには地味なようですが精読によって得られるものを是非体得して欲しいと願っています。 科研費研究者番号 00259186 researchmap研究者コード 1000180267 © Ritsumeikan Univ. All rights reserved.