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立命館大学　研究者学術情報データベース English>> TOPページ TOPページ > 古川　耕平 （最終更新日 : 2022-03-31 16:06:11） フルカワ　コウヘイ 古川　耕平 FURUKAWA Kohei 所属 映像学部 映像学科 職名 教授 業績 その他所属 プロフィール 学歴 職歴 委員会・協会等 所属学会 資格・免許 研究テーマ 研究概要 研究概要（関連画像） 現在の専門分野 研究 著書 論文 その他 学会発表 その他研究活動 講師・講演 受賞学術賞 科学研究費助成事業 競争的資金等(科研費を除く) 共同・受託研究実績 取得特許 研究高度化推進制度 教育 授業科目 教育活動 社会活動 社会における活動 研究交流希望テーマ その他 研究者からのメッセージ ホームページ メールアドレス 科研費研究者番号 researchmap研究者コード 外部研究者ID その他所属 1. 映像研究科   2. 衣笠総合研究機構 アート・リサーチセンター   学歴 1. ～2005/03 近畿大学 生物理工学研究科 電子システム情報工学専攻 博士後期課程 修了 2. 2005/03(学位取得) 近畿大学 博士（工学） 職歴 1. 2005/04/01 ～ 2007/03/31 立命館大学 21世紀COE ポストドクトラルフェロー 2. 2007/04/01 立命館大学 映像学部 研究テーマ 1. (1)京都・祇園祭における船鉾のデジタル仮想復元とその応用nに関する研究 2. (2)国宝能舞台のデジタル仮想復元に関する研究 3. (3)京都・四条河原界隈の芝居小屋のデジタル仮想復元に関する研究 研究概要 無形文化財に関連した歴史的建造物のデジタル仮想復元とその応用 長い歴史を持つ京都、ひいては日本には、これまでに培われた先人の知恵や技術、文化などを、如何に後世に遺し伝えていくかという永遠の課題がある。特に廃れつつある伝統芸能などの無形文化財、年々姿を消していく遺構や建造物などの有形文化財の保護は急務であるが、現物を保存し続けることは困難である。その問題を解決するためのひとつの方向性として、デジタル技術を利用した文化財保護、いわゆるデジタルアーカイブが生まれた。筆者はその中で有形文化財、とりわけ歴史的建造物のデジタル仮想復元に従事している。京都は特に伝統芸能と関わりの深い土地であり、能舞台や芝居小屋などの建造物は、その歴史的、美術的価値のみならず、能楽や歌舞伎などに代表される無形文化財にとって、必要不可欠な要素の一つである。これを文献資料や絵図などを基に、可能な限り忠実にデジタル復元することで、無形文化財のデジタルアーカイブの完成度を高める一助となるだけでなく、歴史的建造物そのものの比較研究などにおける学術的資料としてのデータベース利用が考えられる。また立命館大学GCOEでは、京都の景観をCGによって時系列的に復元するプロジェクトが推進されており、これと平行して有形、無形の文化財をデジタルデータとして仮想的に復元する作業がおこなわれている。本研究の成果物は、その完成度を高めるための要素としての利用も期待できる。【研究テーマ(1)概要】1000年以上の歴史を持つ祇園祭の中で山鉾は大きな役割を持つ。その中で他の鉾と比較して形状的に大きな特徴を持つ船鉾に着目したデジタルアーカイブをおこなう。形状のみならず、組み上げていく際の手順をCGアニメーションで再現することは、後世までの伝統継承に寄与するものと期待される。【研究テーマ(2)概要】西本願寺における、日本最古の能舞台・北能舞台を三次元CGによって復元する。 モーションキャプチャを用いたキャラクタアニメーションによる能舞いだけでなく、その舞台や装束、面などの装飾品に至るまで、デジタル復元をおこなうことで、出来うる限り伝統芸能としての「能」の復元を試みる。【研究テーマ(3)概要】京都・四条河原界隈にはかつて６つの芝居小屋が存在したが、現時点で南座を残すのみである。江戸期の京都の仮想景観復元を試みる上で、これらの芝居小屋のデジタル復元は必須である。その手掛かりとして、まず香川県琴平町の旧金比羅大芝居のデジタル復元に着手する。 現在の専門分野 情報図書館学・人文社会情報学 (キーワード：デジタルアーカイブ、文化遺産、コンピュータグラフィックス、祇園祭、船鉾、3DCG、能、モーションキャプチャ、歌舞伎、芝居小屋、) 論文 1. 2019/12 天野舞楽曼荼羅供におけるデジタルアーカイブとその応用 │ 人文科学とコンピュータシンポジウム論文集 │ 2019 (1),37-42 (共著)   2. 2018/08 Digital Renovation and Archives of Japanese Ancient Ritual Performance at the World Cultural Heritage; Niutsuhime Shrine │ InternationalConference on Geometry and Graphics │ 809,1958–1971 (共著)   3. 2017/09 Multi-site Linked MOCAP Streaming System for Digital Archive of Intangible Cultural Heritage │ IEEE │ ,61-62 (共著)   4. 2015/03 反射光解析に基づく薪能のリアルタイムCG表現 │ 日本バーチャルリアリティ学会論文誌 │ 20 (1),25-33 (共著)   5. 2014/07 三次元デジタルアーカイブにおけるゲーミフィケーションの一事例 │ 立命館映像学 │ 7,7-12 (共著)   全件表示（23件） 学会発表 1. 2019/08/01 ゲーミフィケーションを活用した大将軍八神社における星辰信仰の可視化 (第121回人文科学とコンピュータ研究会) 2. 2017/09/10 Multi-Site Linked MOCAP Streaming System for Digital Archive of Intangible Cultural Heritage (International Conference on Culture and Computing 2017) 3. 2015/08 Digital Archiving of Takigi Noh based on Reflectance Analysis (HCI International 2015) 4. 2015/01/22 反射光解析に基づく薪能における能装束の質感再現 (コンピュータビジョンとイメージメディア研究会) 5. 2013/09 A trial of digital archive content having game properties (International Conference on Culture and Computing 2013, Culture and Computing Art & Design Exhibition) 全件表示（18件） その他研究活動 1. 2012/04/01 ～ 2014/03/31 モーションキャプチャーを利用した剣鉾の祭りにおける動きのデジタルアーカイブ (京都剣鉾のまつり調査報告書～映像編～) 2. 2012/04/01 ～ 2014/03/31 都名所図会に描かれる御霊祭の３DCGによる再現 (京都剣鉾のまつり調査報告書～映像編～) 3. 2008/03 “CG Reproduction of the Stage for the Performing Arts” (Cornel University,Glopac,JPARC Workshop) 4. 2006 ～ 2006 CG restoration of the historical Noh Theater and its application (NICOGRAPH INTERNATIONAL in Seoul, Korea University) 5. 2005/09/22 ～ 2005/09/22 国宝能舞台のデジタル再現とその応用 (芸術科学会　Leonardo展) 科学研究費助成事業 1. 2018/04 ～ 2021/03 舞楽曼荼羅供における舞楽のデジタル再現とその応用―丹生都比売神社を事例として― │ 基盤研究(C)   2. 2010/04 ～ 2013/03 科学映像を中心としたデジタル映像の展示モデルの構築に関する比較文化論的調査研究 │ 基盤研究(B)   3. 2010/04 ～ 2014/03 舞踊・演劇・祭礼等における複数人物による身体動作の記録・解析・表現 │ 基盤研究(B)   4. 2009/04 ～ 2012/03 布地のモーションキャプチャ実測データに基づく日本舞踊衣装の動画CG自動生成 │ 基盤研究(C)   5. 2008/04 ～ 2013/03 モーションキャプチャを利用したアフリカの舞踊に関する総合的研究 │ 基盤研究(B)   全件表示（6件） 研究高度化推進制度 1. 2017/042018/03 研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型舞楽曼荼羅供における舞楽のデジタル再現とその応用－丹生都比売神社を事例として－ 2. 2016/092017/03 研究支援制度分類：学外研究制度種目：-丹生都比売神社における神前神楽のﾃﾞｼﾞﾀﾙ再現 3. 2016/062017/03 研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型デジタルアーカイブを用いた災害問題における物的・心的環境の再構築に関する研究 4. 2015/062016/03 研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費連動型デジタルアーカイブを用いた宗教感情や信仰の形成に関する比較宗教学的研究 5. 2014/062015/03 研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費連動型記憶や語りなどの不可視情報のデジタルアーカイブ化による民間信仰の比較研究 教育活動 ●教育方法の実践例 1. 2007/08 ～ 2010/08 映像と五感を考えるワークショップ ●その他教育活動上特記すべき事項 1. 2015/05 ～ 2015/05 高大連携講義： 立命館守山高校「アカデミックウィークⅢ」を担当した。 2. 2014/10 ～ 2014/10 高校等の模擬講義： 1文字の映像 © Ritsumeikan Univ. All rights reserved.