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MENU--> コンテンツトップ 新着記事 記事一覧 京都先端科学大学サイト 櫻間 晴子 准教授 【研究編】 身近な微生物を研究することで、環境から健康に至る現代が抱える問題を解決するヒントを 日本語|ENGLISH--> Q:どのような問題意識から、この研究に取り組んでいますか。 近年、プラスチックごみによる水域汚染が世界的に広がり、浮遊プラスチックごみを誤飲・誤食し取り込んでしまう生物の事例が数多く報告され問題となっています。特にやっかいなのが、5 mm以下の小さいマイクロプラスチックで、鳥や魚、クジラなど生物が取り込みやすく、小さいため対策がより難しいからです。マイクロプラスチックは、化粧品や歯磨き粉などに研磨剤としてもともと含まれているものもありますが、波や紫外線などで破砕・細片化することで生じます。現在、世界的にも使い捨てプラスチックの削減に向けた動きが加速しているものの、プラスチックに依存した現代社会では使い捨てプラスチックの全廃はまだまだ難しい状況です。そんな中、2019年には,マイクロプラスチックが、その取り込み経路は不明であるものの、ヒトの糞便からも見つかったという衝撃的な報告がなされました。海洋プラスチックごみの量は年々増え続け、魚介類がマイクロプラスチックを取り込み続けることが予想されることから、今後、ヒトが魚介類などを介してマイクロプラスチックを取り込む可能性も非常に高いと考えられます。私は、プラスチックの生物への影響(環境リスク)を科学的根拠に基づく評価系をつくり、水環境保全に役立て,ヒトへの影響を食い止めたいと考えています。 Q:先行研究から仮説、調査概要などの概要をお聞かせください。 漂流プラスチックの環境影響は、プラスチック袋の摂取による海洋生物の死亡などがクローズアップされていますがそれだけに留まりません。例えば、プラスチック材料の添加剤が海鳥に生物濃縮されていることや、水環境中に存在する有害物質(残留性有機汚染物質(POPs)など)がプラスチックの疎水表面に高濃度に吸着していることが報告され、その毒性が注目されてきています。つまり、マイクロプラスチックが有害物質のタブレットのようなものとなり、生物がマイクロプラスチックを取りこむことで、有害物質が生物濃縮して体内で蓄積してしまう危険性が考えられます。 さらに、漂流プラスチックの環境影響は、こうした有害物質による化学毒性だけでなく、感染症を引き起こすような微生物による毒性も懸念されています。2013年、Zettlerらにより、海洋浮遊マイクロプラスチック上に、風呂場でみられるような微生物集合体である「ぬめり」が形成されていて、この「ヌメリ」の中に病原体の可能性があるVibrio属という微生物がいることが報告されました。私は応用微生物学が専門なので、微生物に着目したプラスチックの環境影響を明らかにしていきたいと思い、本学バイオ環境デザイン学科の高澤伸江先生と共同研究しています。私たちの研究から、「河川でポイ捨てされたプラスチックごみが、アザラシなどの海洋生物に対して感染症を引き起こす」可能性がみえてきました。河川でポイ捨てされたごみにも、風呂場でみられるような微生物集合体が形成されていて、この「ヌメリ」の中にそういった病原体が見つかっているのです。今後は、こうしたプラスチックに付着している微生物が水環境にどのように影響を与えるかを明らかにしていきたいと思っています。 高澤伸江 准教授 亀岡市河川で採取したマイクロプラスチック   Q:その研究にはどのような意義があり、どのように社会とつながっていると考えますか。 本学の京都亀岡キャンパスがある「京都府亀岡市」は自然豊かなまちで、四季折々の保津川渓谷の景色を楽しめる保津川下りやトロッコ電車など観光アトラクションもあります。しかし、自然豊かな亀岡市と言えども、昨今問題となっているプラスチックごみとは無縁ではありません。保津川は環境基準A類型を満足し、渓流魚が生息できる水質を示しており,国の天然記念物「アユモドキ」も含め確認されているだけでも53種類の魚が生息しています。日本最大の湖である琵琶湖にすむ魚が約60種類であることからも、保津川の生態系がいかに豊かなものであるかがわかると思います。しかし、保津川にも1990年代半ば以降,大量のプラスチックゴミが流れ着くようになり、自然景観に影響を与えて問題となっています。そこで、亀岡市は、「海ごみサミット2012亀岡保津川会議」を開催し、2018年12月に「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」、さらに、2020年8月には「亀岡市ポイ捨て等禁止条例」、2021年1月には全国初の「亀岡市プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例」を施行するなど使い捨てプラスチック削減の取り組みを他の自治体に先駆けて行ってきました。しかし、共同研究者の高澤先生のグループが亀岡市と連携して実施した保津川支流の河川漂着ごみの時系列分布調査からは、上記で挙げた市の施策の効果はあるものの、依然としてポイ捨てごみがなくなっていないことを明らかにしています。私たちの研究により、ポイ捨てごみの新たな危険性を適切に分析しその結果を市民に情報発信することで、市民の意識改善に役立てたいと考えています。私が所属する「バイオ環境学部」の理念からして亀岡市に賛同し共に問題に取り組むことは責務だと考えています。また、本学バイオ環境学部の学生さんに、4年生だけでなく、2年生や3年生など早いうちから本研究に携わり、環境イベントや学会などに参加する機会を設けることで、環境問題を担う次世代の人材の育成につなげていければと考えています。 サイエンスプロジェクトを受講した3年生の研究発表 「みんなでつくる環境フェスティバル(2023年3月18日 亀岡市役所)」 Q:今後、どのような研究に取り組みたいかお聞かせください。 私たちは微生物に囲まれています。細菌と言えば、食中毒や感染症など悪いイメージを持たれる方も多いと思いますが、日本はむしろ、身近な微生物を利用した“ものづくり”に長けています。お酒や味噌など発酵食品が有名ですが、味の素(人体を構成するアミノ酸のひとつであるグルタミン酸から生まれたうま味調味料)をつくるようなアミノ酸発酵は、日本を代表するバイオテクノロジーです。 私も身近な微生物を有効活用したいと考え、“乳酸菌”に着目しています。私たちの腸内には、多種多様な細菌が生息しており、これらの細菌(腸内細菌)が健康や病気などに影響することがわかってきています。近年、「腸活」が流行し、生活習慣病の改善やアレルギー低減など、さまざまな機能をもった「乳酸菌」含有製品があふれています。私はそんな優秀な乳酸菌の探索もしています。こうした乳酸菌を利用して食品やものづくりに生かし、多くの人々の健康に貢献していきたいと考えています。このように、身近な微生物を研究することで、環境から健康に至る現代が抱える問題を解決するヒントを探していきたいと思っています。     Professor IKEGAWA Tetsuji In this edition of “Tell Us Teacher,” we interviewed Professor IKEGAWA Tetsuji of the Faculty of Health and Medical Sciences, Department of Health and Sports Sciences, who specializes in sports management. Mastering human resource development through sports management --> 櫻間 晴子 准教授さくらま はるこ バイオ環境学部 バイオサイエンス学科 博士(農学)。徳島県出身。京都大学大学院農学研究科修了後、金沢大学がん進展制御研究所や石川県立大学資源工学研究所などの研究員、ならびに、京都大学大学院農学研究科などの特定助教を経て現職。構造生物学の知識をベースとして、社会貢献につながる研究に尽力。専門分野は、「応用微生物学」「酵素化学」「構造生物化学」。担当科目は、「物理学」「物理学実験」「応用微生物学」「応用微生物学実験」。 バイオサイエンス学科のページへ 教員紹介ページへ 記事一覧へ トンガリ人材が世界を変える。--> --> アクセス お問い合わせ 採用情報 サイトマップ サイトポリシー 個人情報の取扱い 学校法人 永守学園 京都先端科学大学附属高等学校 京都先端科学大学附属中学校 京都先端科学大学附属みどりの丘幼稚園・みどりの丘保育園 Copyright © Kyoto University of Advanced Science. All Rights Reserved. TOP

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