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立命館大学　研究者学術情報データベース English>> TOPページ TOPページ > 品谷　篤哉 （最終更新日 : 2024-02-09 21:53:18） シナタニ　トクヤ 品谷　篤哉 SHINATANI TOKUYA 所属 法学部 法学科 職名 教授 業績 その他所属 プロフィール 学歴 職歴 委員会・協会等 所属学会 資格・免許 研究テーマ 研究概要 研究概要（関連画像） 現在の専門分野 研究 著書 論文 その他 学会発表 その他研究活動 講師・講演 受賞学術賞 科学研究費助成事業 競争的資金等(科研費を除く) 共同・受託研究実績 取得特許 研究高度化推進制度 教育 授業科目 教育活動 社会活動 社会における活動 研究交流希望テーマ その他 研究者からのメッセージ ホームページ メールアドレス 科研費研究者番号 researchmap研究者コード 外部研究者ID その他所属 1. 法学研究科   2. 衣笠総合研究機構 法政基盤研究センター   学歴 1. 金沢大学 修士（法学） 2. ～1992 一橋大学 法学研究科 博士課程 中退 3. ～1987 金沢大学 法学部 法学科 卒業 職歴 1. 2009/04/01 立命館大学 法学部 教授 2. 2004/04/01 ～ 2009/03/31 立命館大学大学院 法務研究科 教授 3. 2003/04/01 ～ 2004/03/31 立命館大学 法学部 教授 4. 2002/04/01 ～ 2003/03/31 名城大学 法学部 教授 5. 1995/04/01 ～ 2002/03/31 名城大学 法学部 助教授 全件表示（6件） 委員会・協会等 1. 2013/06 日本信託法学会 理事 2. 2011/12 ～ 2016/11 公認会計士・監査審査会 公認会計士試験 試験委員 所属学会 1. 信託法学会 2. 日本私法学会 研究テーマ 1. 内部者取引規制、取締役の忠実義務 研究概要 内部者取引の規制法理および信認義務の法理 投資者保護の意味を具体的に考えるべく、内部者取引規制の問題を取り上げ、規制の不可欠の要素である信認義務の法理に遡りながら、日米両国の解釈論を分析・検討しています。 現在の専門分野 民事法学 (キーワード：会社法、金融商品取引法、インサイダー取引、報酬規制、会社の機会の理論) 著書 1. 2023/11 任期短縮の定款変更による取締役の退任および不再任と会社法339条2項 │ 商事法務 │ (2342),49-53頁 (単著)   2. 2023/04 コア・ゼミナール　会社法 │ (共著)   3. 2021/05 論点体系　会社法＜第２版＞６ │ (共著)   4. 2020/06 コア・テキスト　会社法 │ (共著)   5. 2019/12 金融商品取引法の理論・実務・判例 │ ,494-506 (単著)   全件表示（49件） 論文 1. 2023/03 社外取締役の独立性基準―議決権行使助言会社の場合― │ 立命館法学 │ (2023年5･6合併号),283-300頁 (単著)   2. 2021/10/25 相場操縦者の実質的同一性とPTS取引による相場操縦 │ 立命館法学 │ (2021年3号),311-332頁 (単著)   3. 2021/01/05 代表取締役を解職する取締役会の招集通知の瑕疵と決議の効力 │ 商事法務 │ (2251),130-134頁 (単著)   4. 2020/03 会社法356条２項の改正 │ 立命館法学2019年 │ (5･6合併),104-130 (単著)   5. 2017/12 手形金の償還請求、手形の引渡請求及び原因債権に基づく請求が争われた事例 │ 立命館法学2017年 │ (３),388-408 (単著)   全件表示（33件） 学会発表 1. 1998/10 内部者取引規制－不正流用理論の行方－ (日本私法学会) 科学研究費助成事業 1. 2005/04 ～ 2007/03 保険とリスク対処の新種取引に関する法的規制の研究 │ 基盤研究(C)   研究高度化推進制度 1. 2010/092011/03 研究支援制度分類：学外研究制度種目：-アメリカ法における信認義務の法理の内包と周辺（会社法および金融商品取引法の総合的研究） 教育活動 ●教育方法の実践例 1. 2010/04 基礎演習のクラスでクラス合宿を実施した。 2. 2010/04 法学部の会社法Ⅰおよび会社法Ⅱで使用予定の教科書を執筆した。 3. 2009/04 大学院法学研究科の金融・証券法および大学院法務研究科の金融法で使用予定の教科書を執筆した。 4. 2004/04 授業時間外にオフィスアワーを設定し、受講生からの質問に応答した。また他の授業と重なるために設定されたオフィスアワーを利用できない受講生に対しては、メールでアポイントを設定した上で質問に応答した。 5. 2003/04 小テストを実施し、およそ２週間後に答案を返却し、採点講評として間違いの多かった設問について、間違いの原因をコメントしている。 ●その他教育活動上特記すべき事項 1. 2016/09 ～ 2016/11 高大連携講義： 立命館高校、立命館宇治高校及び立命館守山高校の３校合同の「法学トライアド」を担当した。 2. 2016/07 ～ 2016/07 高校等の模擬講義： 進路選択としての法学部－法学部の入口・中身・出口－（上野高校） 3. 2015/05 ～ 2015/05 高大連携講義： 立命館守山高校「アカデミックウィークⅢ」を担当した。 4. 2014/12 ～ 2014/12 高校等の模擬講義： 進路選択としての法学部-法学部の入口・中身・出口-（北桑田高校） 5. 2014/10 ～ 2014/10 高校等の模擬講義： 進路選択としての法学部-法学部の入口・中身・出口-（石山高校） 全件表示（14件） 研究交流希望テーマ 1. 金融システム 研究者からのメッセージ 1. 内部者取引規制から探る投資者保護の意味私の研究テーマは内部者取引規制です。証券取引法の中で内部者取引は不公正取引の代表選手の一つとされます。明るみに出るとメディアはこぞって騒ぎ立てます。「倫理に反する。道義的責任を」の大合唱です。しかしながら内部者取引の違法性は不可疑自明ではありません。倫理や道徳に反すると主張するのは簡単ですが、法と道徳が同じと断言するのは困難です。証券市場に対する国民の信頼を損ねるとの見解にも疑問の余地が残ります。この見解によれば内部者取引の行われた市場は信頼が損なわれたと認識されるでしょう。けれども証券市場で形成された価格には、例えば担保価値算定や相続税算定の際に一定の信頼が置かれます。信頼の損なわれた市場から、どうして信頼に値する価格が形成されるのでしょうか。内部者取引の違法性が必ずしも明らかでないとすれば、投資者保護という言葉の具体的意味も吟味が欠かせません。これまで記してきた小論は、いずれもこうした問題意識を基礎としたものです。 © Ritsumeikan Univ. All rights reserved.