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トップ支援事例 ／ 窓口支援（事例集）クラフトビールによる地域の活性化 窓口支援事例 MUKAI CRAFT BREWING株式会社 商標ブランド クラフトビールによる地域の活性化 企業情報 所在地高知県吾川郡仁淀川町 ホームページ URLhttps://mukaicraftbrewing.com/ 設立年２０２０年 業 種製造業 従業員数３人 資本金- 企業紹介 　当社は、仁淀川町に移住した創業者のもと、地域の自然や水質の良さなどの特色を活かしたクラフトビールの醸造を行っています。ホップもこの地で栽培を始め、地域の素材を活かしたビールをその場で味わうことができるタップルーム（醸造所併設のバースペース）も展開しています。おいしいビールとともに、肴や自然、リバーアクティビティ（川遊び）など、子供も大人もペットも皆で楽しめる癒しの空間を提供しています。 相談のきっかけ 　近年、全国各地でそれぞれの特色を持った多くのクラフトビール醸造所が生まれています。同社は他社製品との差別化を図るとともに、地域の素晴らしい水を利用した安心・安全で持続可能な製品としてのブランド化を目指したいとの相談がINPIT高知県知財総合支援窓口にありました。 支援概要 　他社との差別化を図るための商標権の取得とブランド化を目指して、専門家からの助言も受けながら、先願調査方法の助言やブランド戦略等について支援を行いました。商標出願については、拒絶通知を受けたものの、専門家の助言により手続補正を行って「MUKAI」の登録に至りました（商標登録第6694879号）。 支援成果 　商標登録により、インターネット上で安心してロゴを使用し国内外に向けて発信することができるようになり、多くのメディアにも取り上げられました。同社は「現地で感じてもらう」をコンセプトとしており、国内外から多くの方が同社を訪れた際には地域の自然等を体験できる場も提供できるようにしています。それにより、売上げの安定化とともに地域の知名度向上と活性化に貢献しています。 企業コメント 　先願調査や出願手続など、小規模事業者にとって知的財産は分からないことが多くあります。当社のブランド戦略にどのような知財活動が有効かなどを丁寧に説明していただきました。また、出願手続をご支援いただいたおかげでスムーズに行うことができました。新商品の販売を検討されている方はぜひ、お近くのINPIT知財総合支援窓口に相談することをおすすめします。 窓口担当者コメント 　独自に浄化装置を作ってビール造りで排出される水で川を汚染させないなど、地域の自然環境にも配慮しながら地元の素材を活かした丁寧なクラフトビールを醸造されています。また、増産のために新たな従業員を雇用されました。　支援によりブランド戦略への理解を深められたことで今後も積極的な知財活用を考えられており、さらなる活躍を期待しています。 （福井 千賀子） クラフトビールによる地域の活性化(194.4 KB) このページを印刷する 掲載年月日：2023年10月31日 トップに戻る