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書名のリンクをクリックすると、福井県立図書館の所蔵情報画面が開きます。所蔵状況(在架、貸出中など)の確認や、県立図書館の「マイページ」(要登録)をご利用の方は、本の予約等を行うことができます。 ページの一番上へ はじめてえほん(0・1・2さい~) ことばの土台を作っている時期の赤ちゃんには、身近な大人からの語りかけや、温かなふれあいが欠かせません。ずっと昔から伝わるわらべうたには、自然とその力が備わっています。 わらべうたの体験がない方も、絵本を通して赤ちゃんとふれあってみませんか。まずは、ことばや音の繰り返しがある絵本や、わらべうた絵本がおすすめです。絵本を見せながら、ゆっくりと話しかけ、赤ちゃんと遊ぶような気持ちではじめてみましょう。 絵本は、はじめからおわりまで全部読まなくても大丈夫。赤ちゃんの関心がなくなったら途中でやめて、次の機会にしてみましょう。 1『いないいないばあ』 松谷みよ子/文 瀬川康男/画 童心社 「いない いない ばあ にゃあにゃあが ほらほら いない いない・・・」「ばあ」。ページをめくるごとにでてくるくま、ねずみ、きつねたちの「いないいない ばあ」に、赤ちゃんは大喜び。数ある「いないいないばあ」絵本のなかで、50年以上読み継がれている絵本。 2『おつきさまこんばんは』 林明子/さく  福音館書店  屋根の上から出てきたお月さま。そこに黒い雲がやってきてお月さまを隠してしまいました。やがて雲はいってしまい、笑顔のお月さまが現れます。夜空の濃紺と、輝くお月さまの黄色のコントラストが鮮やかで美しい小型絵本。 3『がたんごとん がたんごとん』 安西水丸/さく 福音館書店 がたんごとん、がたんごとんと汽車が走っていきます。「のせてくださーい」といって、ほにゅうびんが乗ってきます。こっぷとスプーン、りんごとバナナも次々に乗ってきます。がたんごとんと走る音と「のせてくださーい」のくり返しが気持ちよく響いてくる、明るい色調の絵本。 4『くだもの』 平山和子/作  福音館書店  表紙にさくらんぼ。ページを開くと緑のまんまるすいか。次のページには切ってお皿にのせた赤いすいかが、「さあ、どうぞ」と差し出されます。ページをめくるごとに桃、ぶどうと身近な季節の果物が出てきて、最後はばなな。子どもが自分で皮をむきます。「じょうずにむけたね」。 5『くまのテディちゃん』 グレタ・ヤヌス/作  ロジャー・デュボアザン/絵  湯沢朱実/訳  こぐま社  テディちゃんは、茶色のくまのぬいぐるみです。黄色のつりズボンをはいて、青いイスに座って、緑のコップで…自分の身のまわりの物を、ひとつひとつ紹介していきます。リズムのある短い文で、幼児にも扱いやすい手のひらサイズの絵本。 6『こんにちはどうぶつたち』 とだきょうこ/あん  さとうあきら/しゃしん  福音館書店  アップに大きく写された動物の顔が、ページいっぱいに。ゴリラ、ゾウ、ライオンのほか、レッサーパンダ、カピバラやマレーグマなど、あまりなじみのない動物も登場します。「こんにちは」のくり返しと、色んな動物の色んな真正面の顔が楽しい写真絵本。 7『じゃあじゃあびりびり』 まついのりこ/作・絵  偕成社  「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」、「いぬ わんわんわんわん」、「みず じゃあじゃあじゃあ」。子どもたちの身近で聞こえる音を、ことばで表現しています。はっきりした色づかいとリズミカルなことばのくり返しが楽しい小型絵本。 8『ちいさなうさこちゃん』 ディック・ブルーナ/ぶん・え  いしいももこ/やく  福音館書店 【シリーズ】 大きな庭のかわいい家に、ふわふわさんとふわおくさん、2ひきのうさぎが住んでいます。赤ちゃんが生まれると、うさこちゃんと名前をつけました。うさこちゃんの誕生のお話を、くっきりとした絵とリズムのある文章で語ります。幅広い年齢の子どもに。 ◆この本が気に入ったら…(ほかにもたくさん) 『うさこちゃんとうみ』 『うさこちゃんとどうぶつえん』 『ゆきのひのうさこちゃん』 『うさこちゃんのさがしもの』 『うさこちゃんおばけになる』   9『ととけっこうよがあけた』 こばやしえみこ/案  ましませつこ/絵  こぐま社  「ととけっこう よがあけた まめでっぽう おきてきな」と、ニワトリのこっこさんが、ひよこ、子ネコ、子ブタ、子ウシたちを起こしていきます。巻末に、楽譜も載っているわらべ歌絵本。子どもを起こすときや遊ぶとき、「まめでっぽう」のところにお子さんの名前を入れて楽しんで。 ◆この本が気に入ったら… (わらべうたの絵本) 『あがりめさがりめ』 『せんべせんべやけた』 『ちびすけどっこい』 『まてまてまて』 『あかちゃんとお母さんのあそびうたえほん』(わらべうたの参考に)   10『ねこがいっぱい』 グレース・スカール/さく  やぶきみちこ/やく  福音館書店  「おおきいねことちいさいねこ、しましまねことぽちぽちねこ、せいたかのっぽにおちびちゃん」。いろんなねこが出てきます。模様も色も大きさも、それぞれ違っているけれど、みんなねこ。最後は「みんないっしょににゃーお」。しゃれた雰囲気の絵が印象的です。『いぬがいっぱい』も。 ◆この本が気に入ったら… 『いぬがいっぱい』 11『もうおきるかな?』 まつのまさこ/ぶん  やぶうちまさゆき/え  福音館書店  動物の親子が寝ています。「もうおきるかな?」「あー、おきた!」。うさぎ、ねこ、いぬ、りす、くま、ぞうが、あくびをしたり、のびをしたり。ぞうの親子はおでかけします。写実的ですがぬくもりのある絵で、動物をていねいに描いています。 12『もこ もこもこ』 谷川俊太郎/作  元永定正/絵  文研出版  何もない「しーん」としたところに、何かが「もこ」ともりあがって、「もこもこ」と大きくなり、となりに何かが「にょき」。鮮やかな色彩の不思議な絵、不思議なことばで展開する愉快な絵本です。幅広い年齢の子どもに。 ◆この本が気に入ったら… 『がちゃがちゃどんどん』 『ころころころ』   ページの一番上へ 3さい~ 自分でできることや、やりたいことが増えてくる時期の子どもには、日常の生活を追体験できるような、身近なできごとや親しみやすい主人公が出てくる絵本がおすすめです。 ストーリーが主人公の気持ちにそって丁寧に進んでいく絵本や、それぞれのページの絵と文章の内容が、ぴったりとあっている絵本を読めば、子どもは安心して絵本の物語の世界に入っていきます。子どもは、絵本の絵を読んでいます。 13『ありこのおつかい』 いしいももこ/作  なかがわそうや/絵  福音館書店 おつかいに出たアリのありこは道草をして、カマキリにぺろりとのまれます。ありこはカマキリのおなかの中で「ばかあ!」。その声を聞いたムクドリが、カマキリをぺろり。ムクドリはヤマネコに、ヤマネコはクマにのまれてしまいますが、お母さんグマがクマのおしりをたたくと、口の中から・・・。   14『アンガスとあひる』 マージョリー・フラック/さく・え  瀬田貞二/やく  福音館書店 【シリーズ】 アンガスは知りたがりやの子犬です。垣根の向こうの鳴き声の正体を知りたくて、とび出すと、それは2羽のあひるでした。アンガスはうなったり、ほえたり、追いかけたりしますが、あひるに逆襲されてしまい・・・。『アンガスとねこ』『まいごのアンガス』なども。 ◆この本が気に入ったら… 『アンガスとねこ』 『まいごのアンガス』   15『いたずらこねこ』 バーナディン・クック/ぶん  レミイ・シャーリップ/え  まさきるりこ/やく  福音館書店  小さな庭の小さな池に住んでいる小さなかめは、毎日庭を散歩します。隣の家のいたずらこねこがやってきて、かめの頭をポン!と叩きました。かめが頭を引っ込めたので、こねこはびっくり後退り。しまいに池にはまって一目散に逃げ帰ります。白地に黒の鉛筆画のなかで、池の水の緑が際立ちます。   16『おおきなかぶ』 A・トルストイ/再話  内田莉莎子/訳  佐藤忠良/画  福音館書店 【昔話絵本】 おじいさんのうえたかぶが、とてもおおきなかぶになりました。おじいさんがひっぱってもぬけません。おばあさんと一緒にひっぱっても抜けません。おばあさんは孫を呼び、孫は犬を、犬は・・・。かぶはまだまだ抜けません。「うんとこしょ どっこいしょ」。ロシアの昔話絵本。   17『ぐりとぐら』 中川李枝子/文  大村百合子/絵  福音館書店 【シリーズ】 のねずみのぐりとぐらは、森で大きなたまごを見つけます。お料理することと食べることが大好きなぐりとぐらは、そのたまごで大きなカステラを作ることに・・・。読んでいても心地いいリズミカルな文と素朴な印象の絵がぴったり。『ぐりとぐらのえんそく』なども。 ◆この本が気に入ったら… 『ぐりとぐらのおきゃくさま』 『ぐりとぐらのかいすいよく』 『ぐりとぐらのえんそく』   18『くろねこかあさん』 東君平/作  福音館書店   「くろねこかあさん あかちゃんうむよ どんな あかちゃん うまれるのかな」 黒ねこかあさんが、黒ねこ3びきと白ねこ3びきを産みます。こねこたちが元気に育つ様子を、白と黒の対比を生かした切り絵風のイラストと文字、リズミカルな文章でユーモラスに描きます。   19『サンドイッチサンドイッチ』 小西英子/作  福音館書店 【知識絵本】 ふわふわのパンにバターをぬって、レタスやトマト、ハムやチーズやきゅうりやたまごものせてサンドイッチのできあがり。でてくる材料は、どれもみずみずしく、色鮮やかに描かれています。サンドイッチを作りたくなる絵本。   20『三びきのやぎのがらがらどん(ノルウェーの昔話)』 マーシャ・ブラウン/絵  せたていじ/訳  福音館書店 【昔話絵本】 3びきのやぎがいました。名前はどれもがらがらどん。3びきは草を食べに山へ登っていきました。途中の谷川にかかる橋の下には、恐ろしいトロルが住んでいました。3びきは、それぞれに知恵と力でトロルとたたかいます。迫力のある絵とお話で、長く読み継がれているノルウェーの昔話絵本。   21『しずかなおはなし』 サムイル・マルシャーク/ぶん  ウラジミル・レーベデフ/え  うちだりさこ/やく  福音館書店   真夜中の森に散歩に出かけた、ハリネズミの親子。オオカミが忍び寄ってきたのに気が付き、針を逆立てて丸くなります。オオカミが手こずっているうちに、猟師の鉄砲の音が聞こえてきて・・・。詩のような言葉と、写実的かつ静謐な雰囲気の美しい絵で、夜の森のドラマを描きます。   22『ぞうくんのさんぽ』 なかのひろたか/作・絵  なかのまさたか/レタリング  福音館書店  ぞうくんは散歩に出かけます。途中でかばくんに出会って背中にのせます。次にわにくんを、ぞうくんにのっているかばくんの背中にのせました。今度はかめくんに出会って、わにくんの背中にのせると、ぞうくんは重くなって、みんな一緒に池の中へ「どっぼーん」。   23『だるまちゃんとてんぐちゃん』 加古里子/さく・え  福音館書店 【シリーズ】 だるまちゃんは、てんぐちゃんのうちわを見て欲しくなりました。だるまどんが、いろいろ集めてくれますが、気に入りません。でも代わりのものを上手に見つけだします。ところが次はぼうしもほしくなって・・・。『だるまちゃんとかみなりちゃん』などシリーズの絵本も。 ◆この本が気に入ったら… 『だるまちゃんとかみなりちゃん』   24『ちいさいきかんしゃ』 ロイス・レンスキー/文・絵  わたなべしげお/訳  福音館書店 【シリーズ】 スモールさんの運転する小さい機関車が、終点につくまでの出来事をていねいに描いています。炭水車・ボイラー・煙突などの各部位の名称や働きが、幼児にも十分わかります。白、黒、茶の3色の単純な色調が、力強さを感じさせます。『ちいさいしょうぼうじどうしゃ』も。 ◆この本が気に入ったら… 『ちいさいじどうしゃ』 『ちいさいしょうぼうじどうしゃ』 『ちいさいヨット』 『ちいさいひこうき』 『スモールさんののうじょう』 『カウボーイのスモールさん』 『スモールさんはおとうさん』   25『ちいさなねこ』 石井桃子/さく  横内襄/え  福音館書店  小さな猫は、お母さん猫が見ていない間にひとりで外にとび出します。子どもにつかまったり、車にひかれそうになったり、犬に追いかけられたり、次々と危ない目にあいますが・・・。子猫の小さな冒険を、幼い子にもわかりやすい文章とリアルな絵で語ります。 26『ちびゴリラのちびちび』 ルース・ボーンスタイン/作  岩田みみ/訳  ほるぷ出版  小さなゴリラのちびちびは、お父さんやお母さん、ジャングルじゅうの動物たちから可愛がられています。みんなちびちびが大好きです。ところがある日、ちびちびが大きくなり始めました。どんどん、どんどん大きくなって・・・。ぬくもりのある色調で、動物たちのあたたかい表情が印象的です。 27『ティッチ』 パット・ハッチンス/作・画  石井桃子/訳  福音館書店 ティッチは小さな男の子。兄さんと姉さんは大きな自転車や凧を持っているのに、ティッチが持っているのは三輪車や風車など、小さなものばかりです。でも、ティッチがまいた小さな種はぐんぐん育って・・・。結末で一転し満足を誘います。シンプルな文と明るく落ち着いた色彩の絵。 ◆この本が気に入ったら… 『ぶかぶかティッチ』 『きれいずきティッチ』 28『てぶくろ(ウクライナ民話)』 エウゲーニー・M・ラチョフ/え  うちだりさこ/やく  福音館書店 【昔話絵本】 おじいさんが雪の中に落としていった手袋に、ねずみが住みつきます。そこに、かえる、うさぎ、きつね、いのししなどが次々に住みついて、手袋の中はもういっぱい。動物たちの間でくり返される会話と、手袋が少しづつ家の形に変化していく絵が楽しいウクライナの昔話絵本。 29『のろまなローラー』 小出正吾/文  山本忠敬/絵  福音館書店  重いくるまをころがして、道をなおしながらゆっくり進んでいくローラー。トラックや乗用車が、ばかにしながら追い越していきます。ところがでこぼこ道でパンクした車を、今度はローラーが、道を平らにしながら追い越していきます。ゆったりとしたお話がわかりやすい乗り物絵本。 30『はじめてのおつかい』 筒井頼子/作  林明子/絵  福音館書店  5歳のみいちゃんは、ママに頼まれて牛乳を買いに行きます。途中で転んでお金を落としたり、おばさんに気付いてもらえなかったり。はじめてのおつかいをがんばってやり遂げるみいちゃんを、親しみやすい絵で描いています。 31『はなをくんくん』 ルース・クラウス/ぶん  マーク・シーモント/え  きじまはじめ/やく  福音館書店  雪の中で眠っていたのねずみやくまやリスたちが、目をさまして、はなをくんくんくんくん。みんながくんくんしながら集まった場所には一輪のあざやかな黄色い花が…。モノクロの冬の絵の中に、一輪だけの黄色い花。森のみんなで春をみつけたお話。 32『パンやのくまさん』 フィービとセルビ・ウォージントン/作・絵  まさきるりこ/訳  福音館書店 【シリーズ】 パンやのくまさんは、早起きして、かまどに火をいれ、パンを焼き、車につんで売りに行きます。仕事が終わるとゆっくり晩ご飯。せっせとはたらくパンやのくまさんの一日を、温かみのある絵で描きます。仕事をするくまさんのシリーズは、『せきたんやのくまさん』など全部で5冊。 ◆この本が気に入ったら… 『せきたんやのくまさん』 『ゆうびんやのくまさん』 『うえきやのくまさん』 『ぼくじょうのくまさん』   33『みんなうんち』 五味太郎/さく  福音館書店 【知識絵本】 「おおきいぞうはおおきいうんち ちいさいねずみはちいさいうんち」いろんな場所でいろんなやり方で、生きものたちはうんちをします。大きさも、形も、においもちがう、生きものたちのうんちを紹介しながら、身近な科学に触れることができる一冊。 34『もりのなか』 マリー・ホール・エッツ/ぶん・え  まさきるりこ/やく  福音館書店 男の子がラッパをもって森へ散歩に出かけ、ライオンやぞう、カンガルーたちと次々出会います。みんなは一列になって男の子の後からついてきます。かくれんぼをしているうちに動物たちはいなくなって…。白と黒の絵で奥行きのある空想の世界を表現しています。続編に『またもりへ』があります。 ◆この本が気に入ったら… 『またもりへ』 35『わたしとあそんで』 マリー・ホール・エッツ/ぶん・え  よだじゅんいち/やく  福音館書店  はらっぱに遊びにきたわたしは、バッタやかえるたちに、「あそびましょ」と声をかけますが、みんな逃げていってしまいます。誰も遊んでくれないので池のそばにこしかけていると、逃げた動物たちが1ぴきずつ戻ってきます。自然の中で喜びに満たされる子どもの表情を柔らかな色彩で描いた絵本。 36『わたしのワンピース』 西巻茅子/著  こぐま社  うさぎは、空から落ちてきた真っ白なきれでワンピースを作りました。お花畑を散歩すると花模様に、雨が降ると水玉模様に、ワンピースの模様が次々と変わります。「ラララン ロロロン わたしににあうかしら」小鳥の模様になったワンピースを着たうさぎは、空まで飛んでいって・・・。 ページの一番上へ   5さい~ このころになると、子どもはお話の世界にどんどん入っていくようになります。お話の主人公と自分を一体化し、絵本のお話を、自分自身の新しい経験として受けとめて楽しみます。 また、好みや個性が出てくるこの時期には、興味や関心に合わせて、動物や乗り物などを題材にした知識の絵本もおすすめします。 小学校にあがるころになると、シンプルなストーリーで、字が大きめで、挿絵のたくさんある物語の本も楽しめるようになります。まずは、大人が読み聞かせてあげてください。 37『あかずきん(グリム童話)』 大塚勇三 /やく  堀内誠一/え  福音館書店  【昔話絵本】 赤いずきんの女の子が、お母さんに頼まれておばあさんのお見舞いに行きます。途中で出会ったおおかみにだまされて、森の奥まで行ってしまいます。やっとおばあさんの家に着くと、ベッドに寝ていたのは、おばあさんではなく、おおかみでした。明るい色彩で描かれたグリムの昔話絵本。 38『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』 バージニア・リー・バートン/文・絵  むらおかはなこ/訳  福音館書店  小さな機関車ちゅうちゅうは、客車を引かずに自分だけで好きなように走りたいと、いつもの仕事から逃げ出します。信号も踏切も無視して、畑や町の中を勢いよく走りり抜けていくと、次々に事件が起こります。白黒の躍動感あふれる絵と言葉がお話によく合った大型絵本。 39『いやいやえん』 中川李枝子/さく  大村百合子/え  子どもの本研究会/編  福音館書店 【読み物】 ちゅーりっぷほいくえんに通う元気ないたずらっこのしげるちゃんを主人公にしたお話が7編入っています。何でもいやだいやだと駄々をこねて、連れていかれた「いやいやえん」のお話や、遠足に行った山で、果物を食べ過ぎて鬼の子に助けてもらった「山のぼり」などのお話があります。   40『おおかみと七ひきのこやぎ(グリム童話)』 フェリクス・ホフマン/絵  せたていじ/訳  福音館書店 【昔話絵本】 留守番をしていた七ひきの子ヤギたちのところに、オオカミがやってきます。最初は警戒していた子ヤギたちでしたが、だまされて6ぴきは食べられてしまいます。帰ってきたお母さんヤギは、時計の中に隠れていた末の子ヤギと一緒に、オオカミを見つけてみんなを助けます。グリムの昔話絵本。   41『おおきなおおきなおいも』 赤羽末吉/著  福音館書店  楽しみにしていたいもほり遠足は、雨が降って一週間延期です。子どもたちは大きな紙をつなげて、つなげて、大きな大きなおいもの絵を描きました。そのおいもを船にしたり、かいじゅうにたり。遊んだあとは、天ぷら、焼きいもなどを作っておいもパーティー。子どもたちの空想が膨らんでできた絵本。   42『おだんごぱん(ロシア民話)』 瀬田貞二/訳  脇田和/画  福音館書店 【昔話絵本】 おばあさんが焼いたおだんごぱん。ころころ転がって外にでていくと、うさぎに出会い、食べられそうになりますが、歌を聞かせて逃げ出します。おおかみやくまからも逃げだすと、最後にきつねに出会います。「ぼくは、てんかのおだんごぱん。」と繰り返される歌も楽しいロシアの昔話絵本。   43『かいじゅうたちのいるところ』 モーリス・センダック/さく  じんぐうてるお/やく  冨山房  ある晩、男の子マックスは大暴れして、夕飯ぬきで寝室に放り込まれます。すると寝室が森に変わり、波が船を運んできました。一年と一日航海して、怪獣たちのいるところに着いたマックスは、怪獣たちの王様になります。怖いけれどどこか愛嬌のある怪獣たちが魅力的な絵本です。   44『くいしんぼうのはなこさん』 いしいももこ/ぶん  なかたにちよこ/え  福音館書店 わがままで欲張りな子ウシのはなこさんは、サツマイモとカボチャの山を、ほかのウシたちには分けずに、一人で全部食べてしまいます。するとアドバルーンのように膨らんでしまいました。ウシたちが心配そうに見守って・・・。   45『くまのコールテンくん』 ドン=フリーマン/作  松岡享子/訳  偕成社  コールテンくんはデパートで売られているくまのぬいぐるみ。ズボンのボタンがとれているせいで女の子に買ってもらえません。その夜コールテンくんはボタンを探しにでかけます。次の朝、またあの女の子がやってきます。くっきりした線と明るい色使いの水彩で描かれています。   46『くんちゃんのはじめてのがっこう』 ドロシー・マリノ/作  間崎ルリ子/訳  ペンギン社 【シリーズ】 今日はくんちゃんが初めて学校に行く日です。お母さんと一緒に張り切って出かけますが、1時間目が始まると、授業はとても難しそう。くんちゃんは教室から逃げ出してしまいます。でも得意なことを見つけて戻ります。1年生になる期待と不安をとらえた絵本。他に『くんちゃんのだいりょこう』なども。 ◆この本が気に入ったら… 『くんちゃんのだいりょこう』 『くんちゃんとにじ』 『くんちゃんのもりのキャンプ』 『くんちゃんとふゆのパーティー』 『くんちゃんのはたけしごと』 『くんちゃんはおおいそがし』   47『げんきなマドレーヌ』 ルドウィッヒ・ベーメルマンス/作・画  瀬田貞二/訳  福音館書店 【シリーズ】 パリの古いお屋敷に12人の女の子と、先生のミス・クラベルが暮らしています。12人のなかでも一番元気なのがおちびさんのマドレーヌ。ところがある夜マドレーヌはお腹が痛いと泣き出して、救急車で病院に運ばれました。マドレーヌが活躍するシリーズの一作目で、パリの風景も美しい大型絵本。 ◆この本が気に入ったら… 『マドレーヌといぬ』 『マドレーヌといたずらっこ』 『マドレーヌとジプシー』   48『こいぬがうまれるよ』 ジョアンナ・コール/文  ジェローム・ウェクスラー/写真  つぼいいくみ/訳 【知識絵本】 子犬が生まれ、母犬から離れるまでの二か月の成長が、幼い女の子の目を通して語られます。赤ちゃんがふくろに入って母犬から生まれてくる様子や、大きくなるにつれて、座ることや食べることができるようになる子犬たちの生き生きとした姿を、白黒の写真で伝えています。 49『こねこのぴっち』 ハンス・フィッシャー/文・絵  石井桃子/訳  岩波書店  小さくておとなしい子ネコのぴっちは、他の子ネコとちがうことがしたくて、オンドリやヤギの真似をしてみますが、うまくいきません。さらに、ウサギの真似をしてウサギ小屋で夜を過ごしたせいで、怖い目にあってしまい・・・。いきいきしたペン画と鮮やかな色使いが美しい絵本。 ◆この本が気に入ったら… 『たんじょうび』 50『三びきのこぶた(イギリス昔話)』 瀬田貞二/訳  山田三郎/画  福音館書店 【昔話絵本】 家を出て、自分で暮らすことになった3びきのこぶた。1ぴき目はワラで、2ひき目は木の枝で家を作りますが、おおかみに、ふうふうのふっと家をふきとばされ、食べられてしまいます。3びき目はレンガで家を作ります。数ある「三びきのこぶた」の絵本の中でも、昔話の魅力をそのまま伝える絵本。 51『しっぽのはたらき』 川田健/文  薮内正幸/絵  今泉吉典/監修  福音館書店 【知識絵本】 動物のしっぽに注目した科学絵本です。体のバランスをとったり、敵から身を守ったり、しっぽには色々な働きがあることがわかります。見開きの左のページに一つの動物、右ページには、次に登場する動物のしっぽ。「なんのしっぽでしょう」という問いかけに答えながら読み進めることができます。 52『しょうぼうじどうしゃじぷた』 渡辺茂男/作  山本忠敬/絵  福音館書店  小さな消防自動車じぷたは、大きくて立派なはしご車や救急車、ポンプ車にばかにされています。ある日山火事がおこると、狭い山道を登っていける小さなじぷたが大活躍。歯切れのよい文章と正確な絵で、乗り物たちを表情豊かに描いています。 53『たんぽぽ』 平山和子/文・絵 福音館書店 冬の間、地面に葉を広げていたタンポポが、春になると新しい葉をだし、花を咲かせ、綿毛になって風に乗って遠くで根づくまでを、ていねいに描いた科学絵本です。中でも4ページ分を使って、実物と同じ大きさに描かれたたんぽぽの根は迫力があります。 54『はなのあなのはなし』 やぎゅうげんいちろう/さく  福音館書店 【知識絵本】 「このほんは、はなのあなをしっかりとふくらましてよんでください」という文で始まり、鼻の穴の役目を解説した科学絵本。イルカの鼻の穴が一つであること、アザラシやカバが鼻の穴を開けたり閉じたりできること、鼻くそのでき方などを、イラスト風の絵でユーモアたっぷりに描きます。 55『ピーターラビットのおはなし』 ビアトリクス・ポター/さく・え  いしいももこ/やく  福音館書店 【シリーズ】 森で暮らすこうさぎのピーターは、お母さんの言いつけを聞かずに、お百姓さんの畑に行き、つかまりそうになります。イギリスの田園を舞台に、美しい水彩画で小動物の表情を生き生きととらえた手のひらサイズの絵本。 ◆この本が気に入ったら… (ほかにもたくさん) 『ベンジャミンバニーのおはなし』 『フロプシーのこどもたち』 『こねこのトムのおはなし』 『モペットちゃんのおはなし』 『こわいわるいうさぎのおはなし』 『2ひきのわるいねずみのおはなし』 『のねずみチュウチュウおくさんのおはなし』 『まちねずみジョニーのおはなし』 『りすのナトキンのおはなし』    56『ひとまねこざるときいろいぼうし』 H.A.レイ/文・絵  光吉夏弥/訳  岩波書店 【シリーズ】 子ザルのじょーじは、しりたがりやで、ひとまねが大好き。ある日、黄色いぼうしをかぶったおじさんに捕まって、アフリカから船に乗せられ、町へ連れていかれます。かもめのまねをして海に落ちたり、消防署にいたずら電話をかけたり、次々に騒動を起こします。 ◆この本が気に入ったら… 『ひとまねこざる』 『じてんしゃにのるひとまねこざる』 『ろけっとこざる』 『たこをあげるひとまねこざる』 『ひとまねこざるびょういんへいく』   57『100まんびきのねこ』 ワンダ・ガアグ/文・絵  いしいももこ/訳  福音館書店 おじいさんとおばあさんは、さびしいので猫を1ぴき飼うことにします。おじいさんは猫をさがしに出かけますが、たくさんの猫から1ぴきを選ぶことができず、百ぴき、千びき、百万びき、1億ひき、1兆ひきの猫をつれて帰ります。くり返し言葉のリズムが心地よく、白黒の絵が美しい絵本。 58『ペレのあたらしいふく』 エルサ・ベスコフ/作・絵  おのでらゆりこ/訳  福音館書店  ペレは、飼っている子羊の毛を刈り、新しい服を作ることに。おばあちゃんに毛をすいてもらう代わりに畑仕事をたのまれます。紡いだり、織ったり、仕立てたりしてもらうために、自分でできるお手伝いをします。ペレの青い服ができあがるまでが丁寧に描かれたスウェーデンの絵本。  59『ももたろう』 松居直/文  赤羽末吉/画  福音館書店 【昔話絵本】 桃から生まれた桃太郎。一杯食べれば一杯分、三杯食べれば三杯分大きくなりました。きびだんごを腰に下げ、犬、サル、キジをお供にして鬼退治に向かいます。テンポのいい言葉と、柔らかな色彩で描かれるよく知られた日本の昔話絵本。多数ある同じ画家による昔話絵本もおすすめです。 60『ラチとらいおん』 マレーク・ベロニカ/ぶん・え  とくながやすもと/やく  福音館書店  ラチは、世界で一番弱虫な男の子。犬や暗闇、友達さえも怖がります。そんなラチのもとに、小さな赤いライオンが現れて、強くなるのを手伝ってくれます。ライオンに励まされ、少しずつ怖いものを克服していくラチ。背景のないシンプルな線と、赤と緑を基調にした絵で描かれています。 ページの一番上へ 子どもの読書Q&A~乳幼児のお子さんをお持ちの保護者の方へ~ Q:どんなふうに読んだらいいですか? A:読み聞かせに、特別な技術は必要ありません。そのまま自然に読めば、子どもは物語の世界を楽しみます。登場人物になりきって演じてみたり、声色を変えてみたりする必要はありません。読み聞かせの時間は、テレビを消して、目の前の用事を忘れて、ゆったりとした気持ちで、子どもといっしょに絵本を楽しんでください。  Q :同じ本ばかり読みたがります。 A:たくさんの絵本を読むよりも、一冊でもかまわないので、お気に入りの絵本ができて、繰り返し読むことのほうが大切です。子どもは、読むたびにわくわくし、新しい発見をします。一冊の絵本を時間をかけて楽しんだ子どもは、絵本の楽しさを充分に体験できたといえるでしょう。子どもが満足するまで、何度でも読んであげてください。 Q :どんな絵本を選べばいいですか? A:まずは、20年、30年と読み継がれてきたロングセラーの絵本から選んでみましょう。長い年月、多くの子どもに読まれてきた絵本は、子どもが感じる絵本の魅力を持っています。ただ、全ての子どもが、全てのロングセラーの絵本を楽しむとは限りません。 その中から、ひとりひとりの子どもにあった愛着の持てる絵本を選ぶことが大切です。 Q: 同じ昔話に絵本が何種類もあって選べません。 A:昔話は、世界の様々な場所で長い年月をかけて語り伝えられてきたものです。その中で培われた素朴な語り口がお話を子どもにストレートに伝える力になっています。昔話絵本の中には、お話の筋を変えてしまったり、繰り返しを省略してしまったりして昔話の魅力が削がれているものも見受けられます。ぜひ、昔話が本来持つ魅力を備えた絵本を選んでください。 Q: 読み聞かせのとき、子どもがちゃんとわかっているか質問しています。 A:絵本は字を覚えるためや、何かを学ぶためのものではありません。子どもが楽しむためのものです。それは、物語の世界に入り込んで、現実とは別の世界でわくわくするような体験をすることです。お話の途中で、あれこれ質問してしまうと、物語が一つの流れとして子どもの心に届きません。ぜひ、物語だけをゆっくり静かに読んであげてください。 Q: 字が読めるようになったので、読み聞かせはやめればいいですか? A:子どもは、文字が読めるからといって、絵本や本の物語が楽しめるとは限りません。子どもがたどたどしく文字を読んでいっても、物語の生き生きとした内容を感じることはできません。大人が読んであげれば、子どもは物語の世界を想像することに集中できます。大きくなっても、子どもが望む間は、ぜひ読んであげてください。 ページの一番上へ 小冊子「絵本のある子育て」 ◆子どもの成長段階に応じた推奨図書(幼児対象)(別ウィンドウがひらきます) ページの一番上へ 関連リンク 子どもの成長段階に応じた推奨図書 子どもの成長段階に応じた推奨図書(幼児対象) 福井県の子どもの読書活動推進事業 子どもの成長段階に応じた推奨図書(福井県立図書館HP) ページの一番上へ アンケート ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください。 分かりやすかった 探しにくかった 知りたい内容が書かれていなかった 聞き慣れない用語があった より詳しくご感想をいただける場合は、&#115;&#121;&#111;&#117;&#98;&#117;&#110;&#64;&#112;&#114;&#101;&#102;&#46;&#102;&#117;&#107;&#117;&#105;&#46;&#108;&#103;&#46;&#106;&#112;までメールでお送りください。 お問い合わせ先 生涯学習・文化財課 電話番号:0776-20-0558 | ファックス:0776-20-0672 | メール:&#115;&#121;&#111;&#117;&#98;&#117;&#110;&#64;&#112;&#114;&#101;&#102;&#46;&#102;&#117;&#107;&#117;&#105;&#46;&#108;&#103;&#46;&#106;&#112; 福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス) 受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く) 学習・教育 教育委員会 学校教育 生涯学習 食育 ホーム > 教育・子育て > 学習・教育 > 生涯学習 > 「絵本のある子育て」子どもの成長段階に応じた推奨図書 幼児編(電子版) 福井県庁 〒910-8580 福井市大手3丁目17番1号(地図・アクセス) 代表電話 0776-21-1111 | 各所属FAX番号は右の組織一覧をご覧ください ≫ 組織一覧 ≫ 施設一覧 リンク集 | お問い合わせ | サイトポリシー | プライバシーポリシー | サイトマップ | 県庁フロアマップ 表示 © 2013 福井県

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