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楽しむ 暮らし 美容・健康 知る・学ぶ about this media 楽しむ 暮らし 美容・健康 知る・学ぶ about this media 公式Facebook 知る・学ぶ 2023-12-14 ペット豆知識飼育 賞味期限に気をつけて! 開封後のペットフードは保管方法にコツがある? 愛犬や愛猫が食事をする姿はとても愛らしいもの。ペットフードの用意をする音でそわそわする様子もたまらない可愛さです。おいしくたくさん食べてね、と思う飼い主も多いでしょう。 ただ、ペットフードの状態によってはペットの健康に悪影響が出てしまう可能性があります。そこで今回は環境や保管方法について、飼い主が注意するべきことをご紹介します。 賞味期限と消費期限を確認! 大容量のペットフードを購入した場合、食べきるまで長期間かかることがあります。その場合、賞味期限と消費期限を確認することが重要です。 おいしく食べるなら賞味期限に注目 人間の食品も同様なのですが、ペットフードにも賞味期限と消費期限が設定されているため、包装を見て確認してみましょう。 おいしく食べさせてあげたいのであれば、消費期限よりも賞味期限に注目して下さい。賞味期限は「おいしく食べられる期間の目安」として設定されています。 賞味期限が切れると、味や風味が劣化してしまいます。ペットが「いつもと違う」「なんだかおいしくないな…」と感じ、食欲が落ちてしまう原因になってしまいかねません。 最近あまり食欲がないみたい…と思ったら、一度賞味期限を確認してみることをおすすめします。 ペットにあげるのは消費期限内に! 消費期限は賞味期限よりも重要です。賞味期限がおいしさの目安であることに対し、消費期限は「この期限までに消費して下さい」というメーカーの指定であるためです。 期限を過ぎると、味や風味が落ちるだけではなく、場合によっては傷んでしまうことも。傷んだものを与えてしまうとペットが体調を崩してしまう恐れがあります。 今まであまり気にしていなかった飼い主さんも、消費期限は必ずチェックするようにして下さい。 賞味期限・消費期限内でも気をつけたいポイント 消費期限内に食べきること、または食べきれない場合には新しいものを用意することが大前提ですが、賞味期限内でもペットフードの状態によっては食べさせない方が良いケースがあります。 もし期限内でも気になるペットフードが手元にあるのなら、次のことをチェックしてみましょう。 ペットはおいしそうに食べている? 病気になったわけでもない、怪我をしているわけでもない、それなのにあまりおいしそうに食べない…。ペットのそんな様子に気づいたら、賞味期限内でもペットフードの状態を確認するべきタイミングです。 保管していた環境によっては、賞味期限内でも品質が劣化している場合があります。 「フードを密閉していなかった(空気に触れていた)」「極端な温度変化があった(とくに季節の変わり目は注意!)」などの心当たりがあれば、新しいものを用意してあげた方が良いかもしれません。 ペットフードにカビや傷みはない? 開封後の保管状態が悪ければ、ペットフードにカビをはじめとした傷みが発生する可能性が高まります。 例えば、お風呂の近くのように高温多湿になる場所で保管していたということはありませんか。ペットフードは人間の食べ物と同様、高温多湿の場所では傷みやすく、カビが発生することがあります。 カビの生えたものをペットに与えてしまうと、体調を崩してしまいかねません。人間でもカビの生えたご飯など食べたくありませんよね。 冷蔵庫や冷凍庫で保管するほど神経質にならなくても大丈夫ですが、「人間の食べ物を常温で置いておける場所」で保管すると安心です。 色やニオイが最初の頃と違うような気がする ペットフードをチェックしたときに「色やニオイが開封したての頃と違う」と感じたのなら、酸化を起こしている可能性が高い状態です。そのフードはもうペットにあげないほうがよいでしょう。 酸化したものは味や風味がかなり落ちているだけではなく、フードに含まれていたはずの栄養が失われていることも少なくありません。 ペットによってはペットフードからほとんどの栄養を摂取しているケースもあるでしょう。そのため、酸化して栄養素が破壊されているものを与え続けることはおすすめできません。 また、古くなったペットフードは内臓の機能を低下させたり、動脈硬化につながったりする恐れもあります。 「酸化しているかも」と思ったら、すぐに新しいものを用意してあげて下さい。 ペットフードの傷みを抑える保管方法 ペットの健康を考えると、傷みのないものを与えたいと考えるでしょう。とはいえ、一度開封すればどうしても少しずつ鮮度は落ち、場合によっては傷みが生じてしまいます。 できるだけ傷みを抑えるために保存方法を工夫しましょう。 ドライフードの保管方法 ドライフードはその名称から傷みにくいと思うかもしれませんが、実際のところ、未開封で1年~1年半が一般的です。災害に備えて多めに備蓄しているのなら、念のため確認してみて下さい。 乾燥しているドライフードでも、表面にはコーティング用の油がついています。開封後は油の酸化が進むため、約1カ月を目安に食べきりましょう。高脂肪タイプは2週間が目安です。 保存方法はジップロックのような保存袋に小分けし、密閉するようにして下さい。その際は高温多湿を避け、涼しい場所で保管しましょう。 乾燥剤を一緒に入れても効果的です。乾燥剤は酸化を遅らせる効果があり、フードの傷みを防ぎやすくなります。 ただし、乾燥剤を入れる際には誤食に気をつけましょう。フードと一緒にお皿に入り、ペットが食べてしまっては大変です。容器の内側に貼り付けておくと誤食を防ぎやすくなります。 セミモイスト(半生)の保管方法 セミモイストタイプは水分を多く含んでいます。開封後はドライフードよりもカビの発生や傷みが起こる可能性が高いため、早めに消費するようにしましょう。 開封後は1~2週間を目安にして消費して下さい。ただし、これはあくまで目安です。季節や温度、湿度によっては傷む速度が速まります。ペットに与える前には色やニオイを確認すると安心です。 ウェットフードの保管方法 ドライフード、セミモイストフードと比較すると、ウェットフードは最も多く水分を含むタイプのフードです。そのため傷みやすく、もともと開封後の保存に適していない性質であるとも言えます。できればすぐに食べきりましょう。 とはいえ、やはりすぐに全部与えきれない場合もあります。そのような時には密閉容器に移し、冷蔵庫での保管がおすすめです。それでも長期保存は避け、数日以内に消費するようにして下さい。 密閉容器に移す際には清潔なスプーンや箸を使いましょう。使用済みのカトラリーには雑菌がついています。せっかく密閉容器に移したとしても、雑菌が一緒に容器内に入ってしまうことになり、そこから酸化や傷みが進んでしまいかねません。 どのタイプにも共通するポイントは? タイプごとに保存方法を工夫しても、酸化を遅らせることには限界があります。賞味期限、消費期限に関わらず、小まめに酸化やカビ、傷みの状態をチェックしましょう。 タイプに関わらず、最も良い方法は早めに食べきってしまうことです。ペットが毎日食べる量を把握して、食べきりやすい量を購入するようにしましょう。 災害用の備蓄分は長期保存になることが少なくありませんが、定期的に湿気や湿度、袋の状態、賞味・消費期限のチェックをおすすめします。 保管方法の工夫でおいしく安全なペットフードをあげよう 大切なペットが健康でいてくれる姿は、飼い主にとって嬉しいものです。そんな幸せな時間を過ごすために、いつも与えているペットフードのチェックをしてみませんか。 保管する方法や場所を工夫するだけでペットフードの状態を保ちやすくなります。これから新しいペットフードを購入する際には、ぜひ気にかけてみて下さい。 この記事をシェアする Read More 知る・学ぶ 2020-11-30 年末年始の動物病院は混みやすい? ペットの急病を防ぐには 楽しいイベントが続く年末年始。この時期は何かと体に負担がかかりがちなため、休日対応の病院は混雑しやすい傾向にありますが、それは動物病院も同じであり、この時期は特有のあわただしさに起因する理由があります。 そこで今回は、年末年始に動物病院が混雑しやすい理由やペットの急病を防ぐポイントなどをご紹介します。 年末年始の動物病院が混雑しやすい理由とは? 何かとあわただしくなる年末年始は急な体調不良や怪我で救急病院を訪れる人も多く、毎年年末近くになると注意喚起のポスターが各所で見られるようになります。しかし、こういった状況は人間だけに限らずペットにとっても同じであり、具体的には次のような理由で救急動物病院が混雑していることがあります。 寒さと乾燥で風邪をひく 秋と比べるとグッと気温が下がり、空気も乾燥する年末年始は動物たちにとっても風邪をひきやすい時期です。飼い主の方がきちんと防寒・乾燥対策をしていても、抵抗力が落ちているときは風邪をひいてしまう恐れがあります。 来客やおでかけによるストレスで体調不良に 年末年始は新年の挨拶や年越しのパーティーなどで来客が多くなりがちですが、ペットにとっては知らない人が突然訪れることはストレスであり、これがきっかけで体調不良になる場合があります。また、帰省や旅行でペットホテルに預ける場合も環境の変化で体調が崩れやすくなることがあります。 異物の誤飲・食べ慣れない食事でお腹を壊す 年末年始はイベントが多くなりますが、このときに使った小道具やプレゼントの包装紙、酒瓶の栓などを誤って飲み込んでしまう事故が起こることがあります。さらに年末年始のお祭り気分をペットにも味わってもらおうと、食べ慣れていない食事やおやつ、人間の食べ物を与えた結果、お腹を壊したり、吐いてしまったりする恐れがありますので注意が必要です。 年末年始のペットの急病を防ぐポイント 年末年始は気もそぞろになりがちですが、楽しみに耽るあまりペットの体調の変化を見落とさないよう、次の点に注意してペットの急病を防ぎましょう。 忙しくてもしっかりペットの体調を観察する あわただしい年末年始でもペットの体調はしっかり観察しましょう。トイレの回数や排泄物の状態、食欲の有無、水の摂取量、呼吸の仕方などは体調判断の基準となります。長時間のお留守番、ペットホテル滞在後は特に注意深くペットの様子をチェックしてください。 なるべくペットの環境を変えない 前述の通り、環境の変化はストレスや不安を招き、体調不良の原因となることがあります。そのため、できる限りペットの住環境は変えないようにするのが理想ですが、旅行や帰省でペットを預ける必要がある場合は、ペットの性格・大きさに合った最適な預け先を選ぶようにしましょう。行きつけのペットホテルがある場合はそちらに預けると安心です。 また、家を空ける期間が短い場合は、シッターさんが飼い主のお宅を訪問してペットをお世話してくれるペットシッターサービスを利用するのも手です。このサービスならペットの住環境が変わりませんし、シッターさんは動物慣れしている方なので安心して任せられます。 ペットが誤飲しそうな小物は放置しない 年末年始に限らず普段から床に落ちているプラスチックの小物やビニールなどは放置したままにせず、すぐに片付けるようにしましょう。放置しておくと、ペットがくわえて遊んでいるうちに飲み込んでしまう恐れがあります。 ペットにはなるべくいつも通りの食事を 食べ慣れていない食事やおやつでお腹を壊さないよう、ペットにはできる限りいつも通りの食事を与えましょう。ペットにも御馳走を用意したいときは、ペットショップで販売されている動物用の料理やデザートを購入してみてはいかがでしょうか。 日頃からペットの体調急変に備えておこう! いくら上記の点に気を付けていても、不測の事態は突然発生してしまうものです。万が一のときに慌てて対処が遅れないよう、日頃から次のような備えをしておきましょう。 最寄りの救急動物病院を探しておく 一般的な動物病院は年末年始に休診となっていることも多いため、万が一の場合に備えて休日・夜間診療を実施している最寄りの救急動物病院を探しておきましょう。 ペット保険に加入しておく 救急動物病院の治療費は高額になる傾向がありますが、ペット保険に加入しておけば治療費負担は軽減されます。万が一のときのためにも、普段からペット保険料を支払っておくことをおすすめします。 ペットの生活習慣を把握しておく トイレの頻度や食事のとり方など、ペットの生活習慣を日頃から把握しておきましょう。こういった情報が獣医師の診察に役立つことがあります。なお、持病や服用している薬がある場合はその旨を必ず獣医師に伝えてください。 まとめ 年末年始に動物病院が混雑しやすい理由やペットの急病を防ぐポイントなどをご紹介しました。年末年始は一年の中でもイベント続きの楽しい休暇期間ですが、普段の生活が乱れてしまう時期でもあります。飼い主の方の生活の乱れはそのままペットの生活・健康にも影響するので、ペットには普段通りの生活ができるよう、オーナーとして可能な限りの配慮をしてあげましょう。 Read More 知る・学ぶ 2024-01-17 ペットも一緒に旅行したい! 移動・宿泊で気をつけることや準備について 家族の一員であるペットと一緒に旅行や帰省をしたいと考える飼い主さんは少なくないでしょう。 とはいえ普段と違う環境で過ごしたり、長い移動時間になったりなど、「ペットが負担を感じるのでは?」という心配もあります。 そこで今回は、ペットと旅行するときに気をつけたいことや事前準備などについてご紹介します。 事前調査はしっかりと! 緊急時の対応も視野に入れて 人間だけの旅行なら必要なくても、ペットを連れて行くのならぜひ知っておきたい情報があります。ペットと楽しい旅行をするために、しっかりと事前調査を行いましょう。 行き先で緊急時に対応できる動物病院があるかどうか 普段は健康なペットでも、旅行中や旅行先での環境変化で体調を崩してしまったり、思わぬ急病になったりする可能性があります。人間なら救急病院へ駆け込めばよいのですが、ペットだとそうはいきません。 行き先でペットが不調になったときや予想外の怪我をしてしまったときなどに備え、滞在先や観光先の近くにある動物病院を調べておきましょう。その際には連れて行くペットの種類に対応できるかどうかも必須の確認事項です。 また、長期休暇中は動物病院も閉まっていることがあります。そのような場合にはどうするべきか、考えておくと安心です。かかりつけの動物病院で、旅行先での緊急対応について相談するのもよいでしょう。 宿泊先に普段の食器やフードを持ち込めるか 地元の食材でペット専用のメニューを提供しているようなホテルを使うのなら、ぜひ一緒に楽しみたいと思う飼い主さんも多いでしょう。 そのようなホテルでは、ペット用に素敵な食器やフードを用意してくれているのですが、もしかするとペットは環境の変化に緊張してせっかくの食事が食べられないかもしれません。 かといって、まったく食べないと心配になります。いつも使っている食器でいつものフードなら食べるかもしれないため、いざというときに備えて準備しておくと安心です。 ただ、持ち込む際には念のためホテルへの確認が必要です。「持ち込みOK」「持ち込みOKだけどお部屋のみで」など、ホテルごとに条件が違う可能性があります。予約の時点で事情を説明し、許可を取っておきましょう。 ホテルはペットOKか、自分のペットは対応しているか ホテルのすべてがペットの宿泊に対応しているわけではありません。旅行情報サイトやホテルの公式サイトなどで、ペットの対応について確認してから予約手続きをしましょう。 ペットOKでもペットの種類やサイズによっては対応できないホテルがあります。たとえば「小型犬なら○頭までOK」「大型犬はNG」「エキゾチックアニマルはNG」などの条件があれば、自分のペットが該当するかどうかを考えなくてはいけません。 また、ホテルによってはワクチン接種証明書の提示が求められることもあります。宿泊先に求められたらすぐに提示できるよう、必ず用意しておきましょう。 どうしても連れて行けないときには? 特定の動物やエキゾチックアニマルは、旅行先で受け入れOKの宿泊施設が見つからない可能性があります。そのような場合にはどうするかを考えておくことも大切です。 ペットホテル、ペットシッターなどを事前に探し、希望の日程を予約できるかどうかを確認しましょう。 移動距離や移動手段にも注意して 人間でも長距離移動は負担を感じるものです。それは動物も変わりません。移動距離や移動手段についても気を配りましょう。 ペットが負担を覚えるほど長距離にならないか 自由に動き回れない乗り物を使った長距離移動は、ペットにとって大きな負担を与えたり、不安感をまねいたりします。体調不良やメンタル不安定につながりかねないため、可能な限り配慮してあげましょう。 移動距離はできれば2時間以内がおすすめです。どうしても長時間になる場合は小まめな休憩を取りましょう。 例えば自動車で犬を連れての移動なら、犬の散歩ができるサービスエリアを利用したり、ドッグランつきのサービスエリアへ意識的に寄ってあげたりしてはいかがでしょうか。マイカーなら自由にスケジュール組めるため、飼い主の気分転換や休憩がてらにおすすめです。 またレンタカーを利用する場合、ペットの同乗は別料金になることがあります。レンタカーショップで確認しておきましょう。 公共の乗り物を使うなら注意や配慮が必要 公共交通機関の多くは、運営会社側が定めたルールを守ればペット同乗がOKになっています。OKとはいってもルールやマナーがありますので、同乗する際には意識した行動を心がけることが肝心です。 例えば、JR東日本ではペットの同乗について以下の規則を定めています。 ”小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、 ・タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用のケースにいれたもの ・ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの” ※引用:JR東日本 同様に、東京メトロの規則は以下の通りです。 ”子犬、猫、鳩その他これらに類する小動物(猛獣及びヘビの類を除く)は、 縦・横・高さの合計が120センチメートル以内の専用の容器に収納し、 その総重量が10キログラム以内のもので、他の旅客に危害を及ぼし、 又は迷惑をかけるおそれがないと認められるものに限り持ち込むことができます。” ※引用:東京メトロ 自分のペットが該当するかどうか、調べた上で同乗しましょう。判断が難しければ各交通機関の窓口への相談をおすすめします。 なお、夜間の高速バスは基本的にNGです(例外あり)。路線バスは「キャリーケースに入れればOK」「サイズ規定を守ればOK」などのルールを定めていることがありますので、各バス会社の公式サイトなどで確認してください。 持ち物の準備は入念に! 持ち物の準備はしっかりしておきましょう。状況によって必要なものが変わるため、優先順位を考えながら準備してください。 必ず持って行くべきもの 「これだけあれば何とかなる!」と思えるものは積極的に準備しましょう。 ・首輪、ハーネス、リード ・いつものご飯、おやつ、食器、水皿 ・トイレシート、トイレトレー、汚物・ゴミ入れ ・ブラシ、コーム(宿泊先での抜け毛マナーに) ・クレート、ケージ、ペット用ベッド ・使い慣れたブランケット、マット ・(あれば)服用薬 ・ワクチン接種証明書、狂犬病予防注射済票 備えとして持って行きたいもの 旅行中、万一のことがあるかもしれません。備えるためにできるだけ準備しましょう。 ・迷子札 ・救急用品 ・健康記録(よく処方される薬の名前など) ・マナーパンツ、マナーベルト ・服、雨具 ・消臭剤 あると便利なもの なくても問題ないかもしれませんが、あればあったで役立つものです。 ・お気に入りのおもちゃ ・目薬や整腸剤など ・アンカー ほかにも「うちの子にはあったほうがいいな」と思えるものがあればプラスしておきましょう。 ペットとの旅行は事前準備が大切! ペットとの旅行は準備が大変ですが、だからこそ旅行中の楽しさが増すのではないでしょうか。ペットと一緒に楽しい旅行をするために、ぜひ入念な準備をしてください。「ペットと一緒に行けてよかった!」と思えるような旅行になると素敵ですね。 Read More 知る・学ぶ 2023-01-20 お散歩用リードやハーネスの役割は? 選ぶポイントについて 首輪をはじめ、「リード」や「ハーネス」も愛犬の散歩に必須のアイテムです。どの種類にもメリット・デメリットがあり、どれを選べばいいのか迷ってしまうことも。 ときには命綱として愛犬を守る大切なものですので、特徴やメリット・デメリット、そして愛犬に適したタイプの選び方について確認しておきましょう。 リードとハーネスの特徴は? リードとハーネスは飼い主と犬を結ぶ装具です。どちらも愛犬の行動を適切にコントロールする役割を果たし、愛犬と周囲の人の安全を守ります。 ここでは、それぞれの特徴について見てみましょう。 リード:首輪やハーネスにつける引き綱 リードは首輪やハーネスにつける引き綱です。1メートル程度のものから5メートル程度のものなど長さには幅があり、愛犬の行動や使う場所で使い分けられます。 また、巻き取り機能がある伸縮リード・フレキシブルリードもあります。目的にあわせた選択が可能です。 素材は布製やナイロン製をはじめ、本革や合皮など幅広いタイプが使われています。飼い主や愛犬の好みにあわせて選びましょう。 ハーネス:胴体につける胴輪 ハーネスは胴体につける胴輪です。前脚を通して胴に装着する形になり、首輪よりも抜けにくい特徴があります。 最近は首輪よりもハーネスを選択する飼い主さんも多くなり、犬の特徴や性格にあわせられるよう、多くのタイプが販売されています。 散歩のときにはハーネスにリードをつけ、愛犬の行動をコントロールします。 リードとハーネスのメリット・デメリットは? リードとハーネスのメリット・デメリットを見てみましょう。リードは首輪とハーネスの両方につけるため、それぞれ比較しながらご紹介します。 リードのメリット・デメリット 首輪・ハーネスの両方で共通するリードのメリットは、愛犬の安全確保に役立つ点です。散歩中の急な飛び出しをはじめ、思わぬ行動を咄嗟にコントロールできます。愛犬や周囲の人の安全を考えると、ノーリードOKの場所以外では必須だといえるでしょう。 首輪につけるリードは愛犬へのオーダーを伝えやすいことも大きなメリットです。ドッグトレーニングではそのメリットを活かし、首輪が使われます。 一方、ハーネスは身体へ伝わる衝撃を分散するため、リードから愛犬へのオーダーが伝えにくくなっており、これがデメリットにあたるでしょう。 しかし、首輪につける場合もデメリットがないわけではありません。リードからの衝撃が首に集中するため、ハーネスと比較すると首や気管への負担が生じやすくなります。 飼い主のなかには、まだ若くて元気なうちは首輪をし、歳を取って気管を含めた身体のおとろえが感じられるようになってからはハーネスに変える人もいます。愛犬の年齢や状態も考慮すると、ベストな選択ができそうですね。 ハーネスのメリット・デメリット ハーネスのメリットはリードから伝わる身体への衝撃を全身に分散しやすく、愛犬が負担を感じにくいということです。首輪とリードの組み合わせでは首に負担が集中しがちですが、ハーネスではその心配がありません。 犬が強く引っ張っても、首輪と違って胴にぴったり装着されているため、抜けにくいのもメリットです。活発で元気な愛犬につけてあげれば飼い主も安心ですね。 デメリットは愛犬へのオーダーが伝わりにくいこと、装着に時間がかかることです。 首輪と違い、ハーネスは衝撃が分散されます。それ自体は愛犬の負担を減らす大きなメリットなのですが、一方ではオーダーのためにリードを引いても飼い主の意思が伝わりにくいデメリットにもつながるのです。 首輪に比べ、装着にも時間がかかります。とくに購入したばかりのハーネスの場合、慣れるまでどこから脚を入れればいいのか、形はどうなっているかなど迷う点が多いでしょう。正しく装着しなければ散歩中に外れてしまう恐れがあります。時間がかかってもしっかり装着してあげましょう。 愛犬のタイプに合わせてベストな選択を リードをつける首輪とハーネスは、どちらが愛犬に向いているでしょうか。選ぶときには愛犬の犬種・体格・性格など、ぴったりのものを選択して安全を確保してあげましょう。 首輪が向いているのはこんな犬 首輪が向いているのは「首が細くない犬」「しつけをしたい時期の犬」です。大型犬・小型犬のどちらでも使えます。ただし、首や気管に疾患がある場合には無理をしないほうがいいでしょう。 また、首が細い犬に首輪はあまりおすすめできません。オーダーのたびに首に負担がかかるため、衝撃で首を痛める恐れがあるためです。 しかし、しつけのために使いたい方もいらっしゃることでしょう。もし不安ならドッグトレーナーに相談し、適切な使用方法をマスターすれば安心です。 ハーネスが向いているのはこんな犬 ハーネスが向いているのは「引っ張り癖がある」「気管など呼吸器が弱い」といった特徴を持つ犬です。 引っ張り癖がある犬は、首輪だと引っ張ったときに衝撃がかかりやすくなります。しつけや危険回避のオーダー以外でも頻繁に衝撃が生まれるため、首や頸椎に問題が生じてしまいかねません。 気管など呼吸器が弱い犬もハーネスがいいでしょう。前述の通り、首輪は首周りに負担がかかります。とくに気管虚脱のリスクが高めの犬種(チワワ、フレンチブルドッグ、パグなど)は首輪よりもハーネスがおすすめです。 リードにつなげる首輪やハーネスの選び方は? 首輪やハーネスには多くの種類があります。飼い主の好みを反映しつつ、愛犬が負担を感じないものを選んであげたいですね。散歩に出るときにリードをつなげやすい構造であることも重要です。 首輪:負担が少ない首輪もある 愛犬の身体にできるだけ負担をかけたくないと考える飼い主さんのなかには、首輪を避けようと考える方がいるかもしれません。しかし、リードから伝えるオーダーが届きやすいメリットを重視したければ迷うところですよね。 最近は首への負担を軽減する首輪も販売されています。クッションが入っているタイプ、首にあたる部分にパットを入れているタイプなど、過度な負担をおさえやすい構造です。 なかにはハーフチョークタイプにできる首輪もあります。しつけのときだけハーフチョークにし、普段はゆったりとした状態にしておけるため、日常的に首輪をつけておきたい犬におすすめです。 ハーネス:必ずジャストサイズのハーネスを選択 ハーネスの最大の懸念は「抜けてしまうこと」ではないでしょうか。とくに後ずさりしたときには抜けやすく、飼い主にとって心配の種です。 そのため、ハーネスを選ぶときにはジャストサイズのものを選びましょう。後ずさりしても抜けないサイズがベストです。 また、ハーネスには下記のように複数のタイプがあります。 ・H型 2つの輪に脚を入れて使うタイプのスタンダードなハーネスです。装着のたびに脚に触れるため、脚を触られても気にしない犬に向いています。 ・8の字型 首と胴体に輪を通すタイプのハーネスです。脚に触れられるのが苦手な犬でも装着しやすいでしょう。 ・ベスト型 人間の洋服のように装着出来るタイプです。柔らかい生地で作られているため、犬が感じる負担が少ないとされています。 ・イージーウォーク型 背中ではなく、胸元にリードの装着部分があるハーネスです。引っ張り癖がある犬に向いています。 いざと言うときの命綱! 愛犬にあわせた選択を リードはハーネスや首輪につなぎ、愛犬や周りの人を思わぬ事故から守ります。ときには命綱になることもあるでしょう。 犬種や愛犬の個性によって装着しやすいタイプ、しにくいタイプが分かれます。負担が少なく、一緒に快適な散歩ができるものを選んであげたいですね。 Read More 知る・学ぶ 2022-08-18 カンガルーやコアラが有名な「有袋類」! 代表的な動物と生態について 有袋類(ゆうたいるい)とは哺乳類の1つのグループであり、その中でも腹部にある袋状の器官・育児嚢(いくじのう)で子どもを育てる動物のことを言います。 有名なところではカンガルーやコアラがいて、有袋類のほとんどがオーストラリア周辺の地域に住んでいます。 今回は、この有袋類の代表的な動物や生態についてご紹介していきます。 約300種! 有袋類の特徴とは? 有袋類は哺乳類の約4300種の中で、約300種とされています。 有袋類の特徴の中で最もわかりやすいのが、名前の由来にもなっている、子どもを育てるための腹部にある袋状の器官「育児嚢」を持っていることです。 (なお、有袋類の中でも育児嚢が無く痕跡しか確認できない種類がいたり、有袋類以外にも育児嚢を持っていたりする生物もいます。) 有袋類が育児嚢で子育てをする大きな理由は子どもが発育の不完全な状態で産まれてくるためで、出生直後にすぐ育児嚢に入り、内部で乳を飲みながらしばらくはここで母親に守られて成長していきます。 哺乳類の中には出産後にすぐに立ち上がることができるような動物もいる中で、有袋類の子どもは本当に未熟な状態で産まれてきます。 なぜ未熟なままで産まれてくるのかは一般的な哺乳類の雌がもつ「胎盤」が関係しています。 有袋類には「胎盤」がない?! 私たち人間を含む多くの哺乳類は、妊娠中に「胎盤」という器官を通して子どもに栄養を与えますが、有袋類はこの胎盤がないか、あっても十分に栄養を与えることができないのです。 これが、有袋類の子どもが未熟な状態で産まれてくる最大の理由です。 いくつ知ってる? 有袋類の動物たち では、有袋類の代表的な動物をご紹介します。 カンガルー カンガルーは有袋類の中でも特によく知られているでしょう。 動物園やテレビ、図鑑などでカンガルーの子どもが育児嚢の中から顔を出している姿を一度は見たことがあるかと思います。 カンガルーの仲間は、主にオーストラリア大陸に生息していて、タスマニア島、ニューギニア島でも見られます。 カンガルーを含む他の有袋類もほぼこの地域に生息しています。 ワラビー ワラビーもカンガルーと同じく有袋類の中ではおなじみですが、姿形はカンガルーと同じで、その違いは「大きさ」です。 カンガルーよりも小型な種(25kg以下)がワラビーに分類されます。環境への適応能力が高く、ペットとして飼育することも可能です。 コアラ コアラは地上を駆け巡るカンガルーとは違い、生活のほとんどを樹上で過ごし、ユーカリをはじめとした樹木の葉や芽を食べています。ユーカリの葉が好きなことは有名ですね。 コアラは有袋類の中で「コアラ科コアラ属」に分類されているのですが、この中にコアラの他の動物がおらず、コアラが唯一だという珍しい分類になっています。 ウォンバット かわいらしい丸いシルエットが特徴的なウォンバットも有袋類の仲間で、オーストラリア大陸の限定地域に生息しています。 ウォンバットの育児嚢は少し変わっていて、後ろ向きに開いているため、そのおかげで子どもは産まれてすぐに育児嚢に入ることができます。 フクロモモンガ フクロモモンガは「モモンガ」ではなく、モモンガのような外見をしている体長が20cmほどの有袋類の仲間です。 最近ではペットショップでも姿を見るようになり飼育もできるのですが、樹上を駆け回って滑空するため、大きな飼育ゲージが必要になります。 フクロネコ フクロネコも上述のフクロモモンガと同じように「フクロ」という言葉が名前に入っている有袋類になります。 そして「ネコ」ともありますが、見た目はネコよりもネズミのような姿をしています。 フクロネコは環境破壊や外敵、感染症などの原因によってオーストラリア大陸では絶滅してしまったため、わずかにタスマニア島に生き残っている限りで、こちらも絶滅が危惧されています。 なお、有袋類は「袋」を持っているだけあって「フクロ」と名前がつく種類が多いです。 他にも、フクロアリクイ、フクロオオカミ、フクロギツネ、フクロモグラなどが存在します。 バンディクート バンディクートも「フクロウサギ」と呼ばれることがあり、ウサギと違って口先がネズミのように尖っています。 ウサギは草食動物ですが、バンディクートは昆虫やカタツムリを食べるなど、雑食なのが特徴です。 実は日本ではTVゲームの有名キャクラターのモチーフになっていますが、バンディクート自体はあまり浸透していません。 タスマニアデビル 多くの生き物が生息しているタスマニア島の「タスマニア」をとった名前がついていることで知名度があるタスマニアデビルですが、前述のフクロネコ科で、フクロネコの仲間です。 「デビル」の由来は、気性が荒く、肉食性だからということですが、実際は警戒心が強く、自分より大きな動物に対しては臆病で逃げ出すことが多いようです。 フクロネコ同様、病気などによって数が減っているため、保護活動が行われています。 オポッサム ここまでご紹介した有袋類は、オーストラリア大陸とその周辺が生息地ですが、オポッサムは南北アメリカ大陸に生息しています。 あまり知られていませんが、有袋類はオポッサムの仲間が属するオポッサム科が多いです。 ケノレステス ケノレステスはグレーの柔らかい毛に覆われていて、姿はネズミに似ています。 鼻先が尖っていて、有袋類の中でも育児囊がないのが特徴です。 オポッサム同様にオーストラリアではなく、南北アメリカ大陸に生息しています。 有袋類の生息地の分布について 有袋類は世界各地で化石が発見され、かつてはかなり広範囲に生息していたことがわかっていますが、現在ではオーストラリア大陸とその周辺の島、新熱帯区である南アメリカ大陸、および北アメリカ(オポッサム類のみ)に限定されて生息しています。 歴史を遡ると、有袋類は有胎盤類より先に出現し、有胎盤類は約1億6000万年前に有袋類と分岐したとされています。 有胎盤類は有袋類との競争に勝って数を増やしていきましたが、オーストラリア大陸と南アメリカ大陸には何かしらの理由により侵入することができなかったため、これらの大陸のみで有袋類が繁栄したと考えられています。 しかし、約300万年前に南アメリカが北アメリカと接続したため、南アメリカの有袋類は衰退しました。 そんな中、キタオポッサムは南アメリカから北アメリカに移住できた、北アメリカで唯一の珍しい有袋類として生存しています。 また、長期間他の大陸から孤立していた南アメリカ大陸にはティラコスミルスという肉食有袋類が生存していましたが、北アメリカ大陸と繋がった際に同じ肉食の有胎盤類のサーベルタイガーに破れて絶滅しています。 他にもオーストラリアにはフクロオオカミのような大型の肉食有袋類も存在していましたが、人間が犬を持ち込んでそれが野生化し、その野生化した犬(ディンゴと呼ばれる)との生存競争に負け、1936年を最後に発見されておらず、絶滅した可能性が濃厚です。 それでもオーストラリアには比較的競争相手が少ないため、今でも多様な有袋類が生息することができています。 今後の保護活動に期待高まる「有袋類」 上述したように、有袋類は過去にはかなり多くの種類が存在していたことが分かっています。 しかし、環境の変化や病気の影響などで数を減らしてしまい、いまでも生き残っている有袋類にも絶滅が危惧されている種類がいくつもいるため、今後の保護活動に期待するばかりです。 今回の記事で、有袋類に興味を持ったという方は是非動物園に足を運んでみて下さいね! Read More 知る・学ぶ 2021-06-08 「ニューオーナーシンドローム」を知ってペットを優しく迎え入れよう 元気よく走り回る子犬や子猫を見て、「あの子にしよう」と心に決めた日から待ちに待ったお迎えのとき。幸せな気持ちで自宅に連れて帰ったものの、元気がなく、餌も食べずに隅っこでじっとしている-。お迎えした日から早々体調不良になる子犬・子猫を前に、心配でいてもたってもいられない飼い主さんが後を経ちません。 しかし、新しくお迎えした子犬・子猫がこのような状態になってしまうことはよくあることで、これを「ニューオーナーシンドローム」と呼びます。そこで今回は、ニューオーナーシンドロームの症状と原因、飼い主さんが注意すべきポイントなどを解説します。 新しくお迎えした子にありがちなニューオーナーシンドロームとは? 新しくお迎えした子犬・子猫が体調不良になってしまうことを「ニューオーナーシンドローム」といいます。ペットショップやブリーダーさんの元にいた頃はとても元気だったにもかかわらず、自宅に連れてきたとたんに元気をなくしてしまうのですから、飼い主さんにとっては大変ショックでしょう。 ニューオーナーシンドロームの原因 ニューオーナーシンドロームの原因は環境の変化によるストレスです。もともと、動物は人間以上に環境変化に敏感ですが、生まれて間もない子犬・子猫は一層この傾向が強く出るため、心身のバランスを崩してしまうのです。また、強いストレスにさらされると体の免疫力が低下し、さまざまな病気にかかってしまうこともニューオーナーシンドロームではよくあること。こうしたことから、ペットを飼い始める方が多くなる春は、子犬・子猫の診察が非常に多くなる傾向があります。 命にかかわることも! ニューオーナーシンドロームの具体的な症状 ニューオーナーシンドロームの症状としてよく挙げられるのが食欲不振、嘔吐、下痢、倦怠感です。また、免疫力が低下した結果、皮膚糸状菌症(通称「犬カビ」「猫カビ」)や風邪などの感染症にかかりやすくなることも特徴の一つ。 症状のなかでも要注意なのは嘔吐と下痢です。体から水分と栄養が出ていってしまうため、脱水症状と栄養失調を招き、命を落としてしまう恐れさえあるのです。万が一、お迎えしたばかりの子が嘔吐と下痢を何度も繰り返しているようであれば、早急に動物病院を受診させましょう。 ニューオーナーシンドロームの責任はどこに? 弱々しくなった小さな体を見て、「自分がいけないのではないか」「何がいけなかったのか」と悩む飼い主さんもいらっしゃるでしょう。ニューオーナーシンドロームには「ニューオーナー=新しい飼い主」との言葉もありますし、これを聞いただけではやはりご自身を責めてしまうかもしれませんね。しかし、ペットに優しく丁寧に接している限り、飼い主さんの責任ではなく、あくまで新しい環境によるものなのです。 また、ペットショップやブリーダーさんの飼育方法に疑問を抱く場合もあるかもしれませんが、まずは冷静になってニューオーナーシンドロームの可能性の方を先に検討しましょう。ペットショップの方やブリーダーさんがいくら大切にお世話していても、環境がガラッと変わってしまえば体調不良は起こりうるからです。ニューオーナーシンドロームの症状は、その子の性格や元々の体の強さも関係しますので、飼い主さんはできるだけ大らかな気持ちでいるよう心がけましょう。 お迎えしたその日から! 飼い主さんが注意すべきポイント 子犬・子猫が新しい環境に慣れるまで、少なくとも1週間~2週間はかかります。つまり、この期間に飼い主さんがどのように対応するかによって、ニューオーナーシンドロームを乗り越えられるかどうか決まると言っても過言ではありません。ちょうどペットをお迎えしたばかりの方や、これからお迎えを検討している方も、自宅に子犬・子猫を連れてきてからの1週間~2週間は次のような点に注意してください。 とにかく静かな環境を作る お迎えした日からしばらくは、できる限り静かな環境を作るよう努力しましょう。動物は音に敏感なので、大きな音・不快な音には恐怖心を持ってしまいます。小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の場合は、ペットに誰もいないお部屋やお子さんの声が聞こえにくい場所を確保してあげて、ストレスを与えないようにしてください。 無理に触らない まだ飼い主さんだと認識できていない時期に過度なスキンシップを取ろうとすると、ペットは強いストレスを感じてしまいます。あまりのかわいらしさについ、「モフモフしたい!」となる気持ちはわかりますが、ここはグッとこらえましょう。お子さんがいらっしゃるご家庭では、この点を粘り強く説明してあげてください。 食べ慣れている餌のみを与える しばらくの間はペットショップやブリーダーさんの元で食べていた餌を与えましょう。食べ慣れていない餌ではまったく口をつけず、栄養不足になってしまいます。なお、この先も餌を切り替える際は、段階的に新しい餌へ移行させてください。餌の材料によっては体に合わず、下痢になってしまうことがあるからです。 ケージやサークルの中に入れてあげる 自分の身を囲うものがあると何となく安心感があるものですが、それは動物にとっても同じ。お迎えしてから数日間は子犬・子猫をケージやサークルの中に入れて、静かに様子を見守るようにしましょう。環境に慣れてくると、ケージやサークルから出たがる子もいます。 ストレスを与えない方法で連れ帰る 可能であれば、ペットショップやブリーダーさんなどの元から自宅に連れて帰る際の方法にも注意したいところです。大きな音や振動でストレスを与えてしまわないように、人の多い大きな駅や揺れが激しい移動手段の利用はなるべく控えましょう。例えばペットと飼い主さん専用のペットタクシーなら、ストレスの元を最小限に抑えてくれるので安心です。 すぐにしつけを始めない 新しい環境に慣れないまましつけを始めることは子犬・子猫に酷です。慣れてからでも遅くはないので、飼い主さんはしつけを急がないようにしましょう。 睡眠の邪魔はしない 人間の赤ちゃんと同様に、子犬・子猫にも長時間の睡眠が必要です。ぐっすり寝ているときは声をかけたり触ったりしないようにしましょう。ただ単に寝ているだけなのか、それとも体調不良でぐったりしているのか、飼い主さんとしては判断が難しいところですが、呼吸が苦しそうだったり、体が震えていたりしなければ寝ていると判断して良いでしょう。 こんな症状が続くときはすぐに動物病院へ! 前述の通り、ニューオーナーシンドロームは子犬・子猫にありがちな症状ではありますが、油断すると命にかかわります。長い間ぐったりしている、水や餌に口をつけた形跡が見られない、血便、嘔吐が続くといった場合はすぐに動物病院を受診させましょう。 深夜でも朝まで待たず、最寄りの夜間救急動物病院へ急行してください。 初心者の場合は成犬・成猫をお迎えするのもおすすめ 子犬・子猫は体が弱いため、お世話には大変な手間がかかります。この点をしっかり理解した上でお迎えしないと、飼い主さんとペット双方にストレスがかかり、お互いに良いスタートを切れません。そのため、ペット初心者の方にはあえて成犬・成猫をおすすめすることがあります。 犬と猫の場合は「小さい頃から飼わないと懐かない」との説が根強いため、やはり子犬・子猫を希望される方が多いのが現状です。しかし、実際は成犬・成猫からでもきちんとお世話すれば、ちゃんと飼い主と認めて懐いてくれます。また、成犬・成猫は成長が終わり、体がある程度強くなっているため、子犬・子猫より健康管理が比較的楽であるというメリットもあります。 これからペットのお迎えを検討している方はぜひ、成犬・成猫も選択肢に入れてみましょう。 まとめ ニューオーナーシンドロームの症状と原因、飼い主さんが注意すべきポイントなどを解説しました。お迎えした子と飼い主さんはこれから長い間時間を共にしますので、第一印象は良くしたいもの。「ここにボク・ワタシの居場所はない」なんて思われないよう、適度な距離を取りつつ、優しく迎えてあげてくださいね。 Recommend Category 楽しむ 動物やペットと一緒に楽しめるような、お役立ち情報やアイデアや、場所やイベントまでご紹介します。 このカテゴリの記事を見る 暮らし 動物と暮らすために必要知識を中心に、初めて動物を飼う人から長年ペットを飼っていた人にまで、ためになる情報をご紹介しています。 このカテゴリの記事を見る 美容・健康 ペットの病気や、怪我などの健康にかんする情報や、毛並みなど美容に関する情報まで幅広くご紹介します。 このカテゴリの記事を見る 知る・学ぶ 今まで知らなかった、動物のタメになる情報から、明日の話題に出来るような雑学や豆知識などをご紹介しています。 このカテゴリの記事を見る アニラボについて 公式フェイスブック © 2024 animal lab

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