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そのタイミングはいつでしたか?」。これは各社にお聞きしたいと思います。では三好社長どうぞ。 三好医学部との共同開発のメリットは、技術を製品につなげるときに、今困っている患者さんを救うことに使えないか、応用する方法がないかを考えやすい環境だということです。事業の考え方から見直し、そのことを社員全員が理解してスタートしたことが一番大きいと思います。 菅原盲学校の先生から、レーザー網膜投影技術を生徒に使わせてほしいと言われ、実際に生徒がものを見られたことで、医療機器メーカーになる決断をしました。量子ドットレーザーの市場の成長を待てないという切迫した問題もありましたが、2015年9月に厚生労働省に確認したところ、人間の視力を上げる医療機器だと言われ、社会実装する意義の大きさを感じました。 古川大きな決断は3度あります。当初、株式を33%持つという約束で始めたものの実際には4%ほどで、51%を持つ企業の業績悪化でプレハブ小屋からも追い出されてしまいました。これは資本政策の失敗です。2度目は10年前にソニーの紫外線レーザー事業を引き受けたことです。自分たちの成長には絶対必要と、反対する従業員たちを説得しました。3度目は日立の事業買収です。こちらも当時売り上げ14億円の当社が10億円を投資することに大反対されましたが、この決断は大きかったと思います。 吉田次も視聴者の方からの質問で「IPOに当たって時期や時価総額等、株主間での意見の不一致はありましたか?」。上場順で三好社長からお願いします。 三好2019年に上場申請を取り下げた後、前回より株価を下げてファイナンスすることとなり、既存の株主さまにいかに説明するかは苦労しました。 菅原公募価額の決定の際、少し低めに設定されたときは足並みが乱れかけましたが、我々のアイウェアの社会的な意義や、医療とヘルスケアの業界や制度が大きく変わるタイミングでIPOする重要性をご理解いただきました。 古川IPOについては8年ほど前から準備し、何度か見送っています。私たちは地味なものづくりですので、しっかりと利益が出てから上場したいと考えていました。その意向を資本提携のある事業会社がよく理解してくださったことは幸いでした。 吉田ものづくりというキーワードに関連して菅原社長に質問が。「先端技術のファブレス企業とのことですが、どのように技術のある製造先を見つけられましたか?」ということですが、いかがですか。 菅原日本にはレーザー技術のファンドリーがたくさんあり、一社一社訪問して、構想を語り、意気投合した方とお付き合いしています。常にフェアに、お互いの事業発展を心がけていれば、必ず良い契約ができると思っています。 吉田なるほど。続いての質問は「10年後の未来予想図をお聞かせください」。これは古川社長からお願いいたします。 古川これからの10年も、私たちの結晶とレーザー事業には非常に重要な役割があります。私たちの技術で社会問題の解決に貢献したいと思っています。 三好10年後は、多くの患者さまが入手しやすい価格の代替薬を提供できるでしょう。また、当社の社員の子息から、学校を卒業したらぜひファンペップに入りたいと言われる会社になっていたいですね。 菅原量子ドットレーザーがコンピューターの高速化に役立つことが一番の願いです。また、誰でも簡単に自分の目の健康管理ができるプラットフォームをつくりたいと思っています。 吉田マザーズ上場3社のお話は、スタートアップを目指す皆さんにとって非常に参考になったと思います。ご登壇の皆さん、ありがとうございました。 株式会社オキサイド 代表取締役社長 古川 保典 氏 提案書を書くことで課題がクリアになり、リアリティーのある事業計画書になるなど、NEDOへの応募にはそういう効果もあります。 株式会社QDレーザ 代表取締役社長 菅原 充 氏 通信用レーザーやレーザー網膜投影技術の開発等5件でNEDOの助成を活用。十分な開発資金を得られて感謝しています。 株式会社ファンペップ 代表取締役社長 三好 稔美 氏 収益化まで時間がかかる創薬ベンチャーにとってNEDOの助成は貴重。期間内に結果が求められる点もモチベーションになります。 株式会社オキサイド 最先端の半導体プロセスを支える 高出力深紫外線レーザ オキサイドの光学単結晶の一つである波長変換結晶は、スマートフォンの高性能化に不可欠な半導体検査装置に組み込まれており、世界シェアは約95%です。シンチレータ結晶は最先端のがん検査装置に採用されており、世界中からの引き合いが絶えません。高出力深紫外線レーザは、半導体ウエハ検査における欠陥検出精度の向上のため、主力の266nmに加え213nmレーザーを開発しています。さらに、最先端R&D分野で注目されている光電子分光装置の励起レーザー等、幅広い分野での応用が期待されています。 株式会社QDレーザ 視覚支援用 網膜投影アイウェア RETISSAメディカル レーザー網膜投影技術を使ったRETISSAメディカルは厚生労働省の医療機器製造販売承認を取得し、「眼鏡やコンタクトレンズでは十分な視力が得られない不正乱視の方を対象とし、視力を補正する眼鏡型の医療機器である」と認められました。このことは、臨床試験で立証された視力補正の効果と、国際安全規格を満たした安全性が確認されたことを意味しています。レーザー網膜投影技術で、ロービジョン者のQOLを高めるとともに、一般消費者向けウェアラブル情報端末として世界的な普及を目指しています。 株式会社ファンペップ 標的分子の働きを阻害する抗体を体内で産生 抗体誘導ペプチド 抗体誘導ペプチドは、疾患関連の標的分子を阻害する抗体を体内で産生させ、持続的に薬効を発揮するように設計されています。抗体医薬品は高い効果を示すものの、高額な薬剤費が患者さまのアクセスを阻害し、医療財政への悪影響も社会問題となっています。これに対し、バイオ製造施設への多額の投資が不要な抗体誘導ペプチドは安価な代替薬として、患者アクセスの促進、医療財政の改善が期待できます。患者さまからも支援いただける社会的にとても意義の高い製品です。 当日の座談会の様子は「Kawasaki-NEDO InnovationCenter」チャンネルでご覧いただけます。 「Kawasaki-NEDO InnovationCenter」チャンネル (法人番号 2020005008480) NEDO WebMagazineとは サイト利用について ©New Energy and Industrial Technology Development Organization. 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