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立命館大学　研究者学術情報データベース English>> TOPページ TOPページ > 白子　紗希 （最終更新日 : 2023-08-21 11:38:38） シラコ　サキ 白子　紗希 SHIRAKO SAKI 所属 生命科学部 生命医科学科 職名 助教 業績 その他所属 プロフィール 学歴 職歴 委員会・協会等 所属学会 資格・免許 研究テーマ 研究概要 研究概要（関連画像） 現在の専門分野 研究 著書 論文 その他 学会発表 その他研究活動 講師・講演 受賞学術賞 科学研究費助成事業 競争的資金等(科研費を除く) 共同・受託研究実績 取得特許 研究高度化推進制度 教育 授業科目 教育活動 社会活動 社会における活動 研究交流希望テーマ その他 研究者からのメッセージ ホームページ メールアドレス 科研費研究者番号 researchmap研究者コード 外部研究者ID 学歴 1. 2020/03(学位取得) 京都大学 博士（農学） 2. ～2020/03 京都大学大学院 農学　研究科 応用生物科学　専攻 博士課程 修了 3. ～2017/03 京都大学大学院 農学　研究科 応用生物科学　専攻 修士課程 修了 4. ～2015/03 京都府立大学 生命環境学部 食保健学科 卒業 職歴 1. 2020/04/01 立命館大学 生命科学部生命医科学科 助教 所属学会 1. 日本栄養・食糧学会 2. 日本生化学会 資格・免許 1. 2015 栄養士 2. 2015 管理栄養士 研究テーマ 1. 生薬由来ペプチドの網羅的探索とその機能性の評価 研究概要 生薬由来ペプチドの網羅的探索とその機能性の評価 摂取したタンパク質（ペプチド）は小腸でアミノ酸へと消化されますが、「一部はペプチドの形で血中に移行し生理機能をもたらす」ことが知られています。それらは“生理活性ペプチド”として研究が活発化し、抗炎症作用、肝保護作用、腸内細菌叢の改善作用等が報告されています。漢方薬（生薬）は長い歴史の中で使用されてきた経験から疾患の治療や予防に効果的であることが知られており、その活性成分の同定や作用メカニズムの解明に関する研究が進められています。しかし、生理活性ペプチドに関する研究はなされていません。そこで漢方薬（生薬）に含まれる生理活性ペプチド＝生薬由来ペプチドを網羅的に探索し、その生薬由来ペプチドの生理機能及びメカニズムを明らかにして、将来的には疾患の予防や治療に役立てることを目指しています。また、同様に機能性食品由来の生理活性ペプチドの同定及びそのメカニズムの解明も行っています。 現在の専門分野 分析化学, 食品科学, 天然資源系薬学 (キーワード：ペプチド、 生薬、 機能性食品 抗炎症、) 著書 1. 2021/12/10 Pyroglutamyl peptides in Japanese fermented foods and protein hydrolysate enhance production of host-antimicrobial peptides and ameliorate microbial imbalance │ Nutrition and Functional Foods in Boosting Digestion, Metabolism and Immune Health │ ,255-265頁 (共著)   論文 1. 2023/08/16 Hydrophobic constituents of Polygonum multiflorum roots promote renal erythropoietin expression in healthy mice │ Journal of Natural Medicines │ (共著)   2. 2023/06/28 Identification of Anti-Inflammatory Compounds from Peucedanum praeruptorum Roots by Using Nitric Oxide-Producing Rat Hepatocytes Stimulated by Interleukin 1β │ Molecules │ 28 (13),5076 (共著)   3. 2022/08/16 Anti-inflammatory effects of hydrophobic constituents in the extract of the root cortex of Paeonia suffruticosa │ Bioactive Compounds in Health and Disease │ 5 (8),160-173頁 (共著)   4. 2022/07/18 Two new monoterpene esters from the pericarps of Alpinia zerumbet │ Natural Product Research │ (共著)   5. 2022/06/27 Anti-inflammatory effects of anthraquinones of Polygonum multiflorum roots │ Bioactive Compounds in Health and Disease │ 5 (6),136-148頁 (共著)   全件表示（11件） 学会発表 1. 2022/12/02 ゴーヤー果実成分によるインスリン感受性改善効果および肝糖新生抑制効果 (第45回 日本分子生物学会年会（日本分子生物学会）) 2. 2022/12/02 初代培養肝細胞における一酸化窒素誘導抑制作用を持つゼンコの成分の探索 (第45回 日本分子生物学会年会（日本分子生物学会）) 3. 2022/08/04 Comprehensive analysis of Hydrophilic Fraction of Crude Drug Extracts based on digestion and absorption processes (2022 General Assembly of the European Society of Medicine (ESMED General Assembly)) 4. 2022/07/10 Constituents that suppress nitric oxide production in green perilla and red perilla (The 30th Annual Meeting of International Congress on Nutrition and Integrative Medicines) 5. 2022/07/09 LC-MS/MS analyses of in vitro protease digests of ECLM, EAS, and OPLEF (The 30th Annual Meeting of International Congress on Nutrition and Integrative Medicines) 全件表示（33件） 受賞学術賞 1. 2022/07/09 International Congress on Nutrition and Integrative Medicine Young Investigator Award 2022 2. 2019/12 ICoFF2019 Young Investigator Award (Pyroglutamyl peptides with anti-obesity, which are distributed in Japanese fermented foods, regulate ERK phosphorylation through GPR109A and GPR81) 3. 2018/11 2018 Global Food Science Student Competition (GFSSC) in Jiangnan University（中国） 口頭発表銅賞 (Administration of pyroGlu-Leu, distributed in fermented foods, increases antimicrobial peptides, Rattusin, and improves high fat diet induced-dysbiosis in rats) 4. 2017/10 ISNFF2017 Poster Award (First place) (Oral administration of pyroGlu-Leu, widely distributed in protein hydrolysates and fermented foods, increases antimicrobial peptides in rat small intestine) 5. 2015/11 ICoFF2015 Poster Award (Identification of glutathione-binding protein in human plasma after supplementation of glutathione) 科学研究費助成事業 1. 2022/04/01 ～ 2025/03/31 フレイルの克服を目的とした、大棗から見出したアミノ酸脱炭酸物がもつ生理機能の解明 │ 若手研究   競争的資金等(科研費を除く) 1. 2022/09/15 ～ 2023/03/31 インターロイキン制御を目的とした難治性敗血症に対する核酸医薬の開発 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 令和4 年度 橋渡し研究プログラム　異分野融合型研究シーズ（シーズH）   2. 2022/07/01 ～ 2023/06/30 回腸を標的とするピログルタミルペプチドによる腸内細菌叢改善作用メカニズムの解明 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 三島海雲記念財団 2022年度 学術研究奨励金【自然科学部門】   3. 2021/04/01 ～ 2022/03/31 “新規ロイシン誘導体”が秘める生理機能の解明に向けた基礎研究 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 2021 年度 若手・女性研究者奨励金   共同・受託研究実績 1. 2020/04/01 ～ 2021/03/31 炎症性腸疾患の予防および治療を目指した生薬由来ペプチドの網羅的探索 │ 2020年度 研究推進プログラム（科研費獲得推進型） │ 2020年度 研究推進プログラム（科研費獲得推進型） 研究者からのメッセージ 1. 高速液体クロマトグラフ質量分析計（LC-MS/MS）を用いて生理活性ペプチドの同定・定量を行っています。今まで未解明であった、生薬中の生理活性ペプチドの探索を通じて、生薬成分に関する新たな知見を提供したいと考えています。 いかなる時も深く、かつ多方面から考察し本質を捉えることを大切に真摯に研究に取り組みたいと思います。 © Ritsumeikan Univ. All rights reserved.