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N-6地点において採取されたかんらん石、輝石、斜長石が含まれる溶岩試料 写真3.噴煙下を航行した際に採取された火山灰中の黒色、褐色のガラス質粒子。(左:6月15日採取、右:6月17日採取) (撮影 石塚 治:産総研) 写真4. (左上)繰り返し勢い良く噴煙を上げるストロンボリ式噴火。手前は海に流れ込み白煙を上げる溶岩流。スコリア丘の東麓(右手)に溶岩流の給源と考えられる小火口丘が認められる。南側から撮影(6月15日12:26)。 (右上)噴火に伴う濃褐色噴煙と弾道放出物。噴煙は西からの風の影響を強く受けている(6月17日6:19)。 (左下)弾道放出物の拡大(6月15日14:14)。最大長径は数m程度。不規則な形状を示し、溶岩のしぶき状の塊が噴出しているものもある。 (右下)南西から撮影した夕暮れ時の噴煙。噴煙の根本が赤熱している(6月16日18:58)。 (撮影 前野 深:地震研) 写真5.(左)島の南東端で海に流入する溶岩流(6月15日13:49)。(右)スコリア丘東山腹に形成された小火口丘とその麓から南東に流れ出ている溶岩流(6月15日12:25)。 (撮影 前野 深:地震研) 写真6.赤外カメラで撮影した西之島。(左)南東から撮影(6月16日19:56)。(右)南西から撮影(6月17日19:43)。海に流出している溶岩流の先端部と火口から上昇する噴煙の様子が高温部として認められる。南東側ではスコリア丘東麓から続く内陸部の溶岩も、先端ほどではないが高温を示す。南西側からの画像では、古い溶岩もやや周囲大気よりもやや高い温度を示す。 (撮影 前野 深:地震研) 用語の説明 ◆深海曳航調査システム「ディープ・トウ」 全長数千mのケーブルの先端にソナーやカメラを装備した曳航体を取り付け、海底付近をごく低速で曳航するシステム。深海調査(海底地形、地質、資源、海洋物理)、中深層生物調査、潜水船やROVによる潜航調査のポイントを決めるための事前調査、人工物の探索や観測機器類の設置作業に使用される。今回の調査ではハイビジョンカメラ(JAMSTECとNHKの共同)とドレッジを搭載し、海底の観察と溶岩の採取を行った。[参照元へ戻る] ◆ストロンボリ式噴火 噴火形態の一つで、規模としては小規模から中規模、噴煙やマグマは数秒から数十分の間隔で噴出する。[参照元へ戻る] ◆スコリア丘 玄武岩質や安山岩質のマグマによる噴火活動で放出される暗色・多孔質の火山噴出物(スコリア)が火口の周りに降り積もってできた円錐形の小高い山。[参照元へ戻る] お問い合わせお問い合わせフォーム 産総研について アクセス 調達情報 研究成果検索 採用情報 報道・マスコミの方へ メディアライブラリー お問い合わせ English ニュース お知らせ一覧 研究成果一覧 イベント一覧 受賞一覧 研究者の方へ はじめての方へ 研究成果検索 研究情報データベース お問い合わせ 採用情報 ビジネスの方へ はじめての方へ 研究成果検索 事例紹介 協業・提携のご案内 お問い合わせ AIST Solutions 一般の方へ はじめての方へ イベント情報 スペシャルコンテンツ 採用情報 お問い合わせ 記事検索 産総研マガジンとは 公式SNS @AIST_JP 産総研チャンネル 公式SNS @AIST_JP 産総研 チャンネル サイトマップ このサイトについて プライバシーポリシー 個人情報保護の推進 国立研究開発法人産業技術総合研究所 Copyright © National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST) (Japan Corporate Number 7010005005425). 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