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トップ支援事例 / 窓口支援(事例集)魚うろこ取り機の開発および技術移転 窓口支援事例 東北冷凍販売 有限会社 (屋号 東冷フーズ)  実用新案契約・法務その他 魚うろこ取り機の開発および技術移転 企業情報 所在地秋田県秋田市 ホームページ URLhttp://www.ebikanisakana.com/ 設立年1977年 業 種卸・小売業 従業員数21人 資本金800万円 企業概要  当社は昭和52年秋田市に会社を設立し、仕入れ商品の販売および自社加工商品の直接販売を開始しました。折しも大手商社が川下へ向かい始めた時代です。当時人口130万の秋田県で生き延びるためには、県内外の販路拡大が重要と考え、販売は一般消費者への直接販売の小型冷凍車での“宅配事業”としました。東京・仙台間にもまだ冷凍車が走っていない時代でした。 現在、『魚邑』ブランドの“漬け魚”と冷凍・チルド品の“車海老フライ“などを主力商品として年間1.4億円を売り上げています。 自社の強み  大手企業ができない商品作り、原料は極力問屋を通さない川上からの直接仕入れ及び一般消費者への小回りの利く直接販売である“宅配事業”販売システムが、当社の強みです。これらの仕組みの結果として、原料価格の高騰にもかかわらず、加工商品である漬け魚の品質を落とすこともなく価格形成を維持し、『魚邑』ブランドを構築することができました。 また、味を落とさない魚の丁寧な処理加工(例えばうろこ取り、小骨抜き)と、技術の高さ(例えば冷凍処理、フライ加工)も当社の強みです。 特にうろこ取りでは魚を傷めないよう丁寧に行うため、作業者が手や腕を酷使するという問題を抱えていましたが、丁寧な加工は継続しました。この問題解決に挑み、試行錯誤を繰り返し、作業改善した結果たどり着いたのが、下記一押し商品のうろこ取り機「うろこトレッチャー」です。 一押し商品  漬け魚を製造するために当初から包丁を持って携わり続けたことが「うろこ取り機」開発の原動力になりました。うろこ取り機に求められる機能は、①早くとれる②手首が疲れない③壊れない④修理が簡単⑤安価です。試行錯誤の結果、生まれたのが「うろこトレッチャー4D型」で、本件に関しては3件の実用新案権を取得しています。この「うろこトレッチャー4D型」は、“吊るす”と“しなり“が核心部分であり、作業負担とは無縁の唯一の電動うろこ取り機と呼べる機械です。 知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者) 窓口活用のきっかけ  同社は、取引先銀行の担当者に、自社で開発したうろこ取り機の商品化について相談したところ、「このまま販売すると、直ぐに真似されるので特許をとるべきだ」と助言され、銀行の担当者から知財総合支援窓口に相談するよう紹介されたことが、当窓口を活用したきっかけです。 最初の相談概要  特許はどうしたら取得できるかというのが最初の相談でしたので、まずは手作りの試作機での作業を同社社長に見せていただきました。この試作機は既存の「うろこ取り機」の問題点を熟知して改良されたものであり、機能的な優位性が確認できました。そこで試作機に関する特許取得の可能性については専門家の判断が適切と考え、無料の弁理士相談を活用し、結果として実用新案での権利化を行うこととしました。 その後の相談概要  商品化へ向け、別の中小企業支援機関(よろず支援拠点や公益財団法人あきた企業活性化センター あきた産業デザイン支援センター)と連携し多面的に支援しました。デザインに関する相談や展示会出品等での直販準備を進める一方で、取引契約やライセンス契約の締結についても支援を行い、技術移転を視野に入れた経営戦術が功を奏し、装置メーカーへの技術移転に成功しました。 窓口を活用して変わったところ  知財総合支援窓口を知ったきっかけは特許出願でしたが、ここでの支援を通し、他の支援制度や支援機関の存在を知るところとなり、まず活用できる制度は無いかと心掛けるようになられました。また知財に関しては、もとから必要性の認識は持っておられましたが、今回の技術移転の成功が収益に結びついたことで、よりその重要性を実感していただけたと思います。 企業からのメッセージ  窓口担当者は、相談後日にも「どうなりました?」と電話をくれ、また当社に顔を出してくれます。日々企画内容の練り直しと企画遂行のための緊張感維持のために、必要な雑談もあります。これは、そのときは必要としていなくても、後で利用できるような知恵の注入時間でした。こちらが求めることを少しでも理解しようとしてくれ、面接時間外にも考えてくれているような気がしました。質問したいときに窓口担当者が不在のこともありましたが、なんといっても無料はありがたいです。社内の人間は似た者同士で、能力的にも相談できる人材がいるとは限りません。そのため、常に一歩前進、明日に役立つ知恵、人知り等のためにも知財総合支援窓口を活用すべきであると思います。 上杉鷹山の名言『働き一両、考え五両、知恵借り十両、コツ借り五十両、ひらめき百両、人知り三百両、歴史に学ぶ五百両』を再認識させられるような、ライセンス収入でした。 窓口担当者から一言  同社の「お客様に良い物を提供する、従業員のためにもなる」の方針は創業以来一貫した経営理念です。魚の加工を業務としているため、新鮮な魚の鱗取りには長年苦労しておられました。しかし手抜きはできません。市販の鱗取りもありますが業務用としては物足りず、長年の経験からプロの使用にも堪え、家庭でも使える鱗取り機を開発されました。良い物を、ためになる物を追求する経営理念の確かさを知らされた例であると思います。今後の事業展開に期待しています。 (栃尾 征広) 魚うろこ取り機の開発および技術移転(264.0 KB) このページを印刷する 掲載年月日:2017年6月26日 トップに戻る

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