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ENJP 4期研究プロジェクト一覧 気候変動に対応する生命圏科学の基盤創生 資源パラドックス問題の解決に向けたマルチバリュー循環研究拠点 カーボンニュートラル実現へ向けた高効率エネルギー利用技術創成拠点 物質の時空間制御を実現する有機資源の有効利用 人類史的にみた災害・食糧危機に対するレジリエンス強化のための学際的研究拠点 センサ・マイクロマシンがつなぐ革新的サイバーフィジカルシステムモデルの医療健康分野への展開 プレシジョンヘルスケアの社会浸透を推進するための総合知活用型研究拠点形成 記号創発システム科学創成:実世界人工知能と次世代共生社会の学術融合研究拠点 「心の距離メータ」を用いたサイバー/フィジカル空間における人間関係構築技術の開発 高齢者の認知的コミュニケーションの支援に向けた学際的研究拠点の形成 高齢者社会を豊かにする視覚3C創成プロジェクト~細胞(Cell)・回路(Circuit)・認知(Cognition)~ R-GIROシンポジウム 刊行物 R-GIROについて 設立理念 機構長挨拶 運営体制 過去の研究プログラム お問い合わせ 採用情報 R-GIRO の研究者・関係者の方へ記事掲載依頼について 研究拠点Ⅲ 生産年齢人口の克服プレシジョンヘルスケアの社会浸透を 推進するための総合知活用型研究拠点形成 Leaders Movie この研究について News & Events Publication 少子高齢化と生産年齢人口減少により、労働生産性の低下や医療費・介護費の増加が危惧され、人々の健康の維持増進が喫緊の課題となっています。にもかかわらず、人々の運動習慣や食習慣は長年改善されておらず、健康を維持・向上させるための行動変容は起こっていません。本プロジェクトでは、個人に最適化した支援により行動変容を起こす「プレシジョンヘルスケア」を提案。個人の状態を評価する基礎研究から、行動変容を促す方法の開発、さらに社会実装にまで取り組む新たな学術領域を開拓し、現代社会の健康問題に挑戦します。 Leaders プロジェクトリーダー スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科 家光 素行教授 Profile グループリーダー スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科 村上 晴香教授 Profile グループリーダー 情報理工学部情報理工学科 高田 秀志教授 Profile グループリーダー 食マネジメント学部食マネジメント学科 石田 雅芳教授 Profile MOVIE 喫緊の課題である現代社会の健康問題には、 健康行動を変える新しいヘルスケアが必要。 日本の超高齢化は今後少なくとも2060年まで持続すると予想されています。人口減少による労働生産性の低下、医療費や介護費の増加といった不健康による経済損失が、国家財政を脅かすことが危惧されていますが、「人生100年時代」をむかえる中で、平均寿命と健康寿命は10年以上も乖離している現実があります。経済損失の回復や労働生産性の向上を図る上でも、健康の維持・増進に向けて人々の行動を変えることが必須課題になっています。 こうした状況を打開するため、これまで、特定健診や健康増進法の策定、健康日本21(第2次)の実施など、健康的な行動を促すさまざまな政策が打ち出されてきました。しかし令和元年「国民健康・栄養調査」を見ても、健康に欠かせない運動習慣や食習慣を実践している人の割合は男女ともに低く、10年以上ほとんど改善されていません。とりわけその傾向は、20〜30年後に高齢者となる「働き世代」において顕著です。近年は多くの企業で「健康経営」や「働き方改革」が推進され、労働者の余暇時間が増えたにもかかわらず、健康行動変容が起きていないのです。 健康に関する情報はさまざまなメディアにあふれており、多くの人々が運動や食が健康に重要だと知っているにも関わらず、健康行動変容が起きないのはなぜか? そこに問題意識を見出し、本研究プロジェクトは発足しました。 人々の健康行動の変容を誘発するには、個人の健康(カラダ・ココロの状況)の情報を「見える化」して伝えることに加えて、個人のライフスタイルに適したタイミングでフィードバック支援することにより、「自分ごと化」してもらうことが必要です。 そこで本プロジェクトでは、人々の健康状況(身体的・精神的状況)を、日常的・長期的なモニタリング・プロファイルによって可視化する新たな評価法を開発し、個人のライフスタイルに最適化した行動変容を促す情報のフィードバックシステムを構築、一人ひとりに最適化した「プレシジョンヘルスケア」として社会に実装し、人々の健康維持・増進に貢献することを目指します。 本プロジェクトのグループ構成 新たな評価法の開発から、行動変容を促す方法の開発、 社会実装までを、異分野の連携により実現させていく。 人々の健康行動変容を促すには、個人の状態(身体的・精神的状況)を適切に評価した上で、効果的なタイミングでフィードバックする必要があります。 そのカギを握るのが、本プロジェクトが新たに開発しようとしている「Full of Vitality : FOV」という新たな評価法です。これまで、個人の状態は、身体的状況は「疾患リスクがある・ない」など、精神的状況は「ストレスがある・ない」など個別に評価されてきました。特に精神的評価は主観的なものがほとんどで、客観的な物差しはありませんでした。そこで、FOVが、 個人の活力を身体的な側面と精神的な側面の両方から統合して評価できる新しい評価法として確立することを目指しています。 本プロジェクトでは、グループ1でFOVの基礎研究を行い、グループ2はFOVを使って行動変容を促す方法を開発。グループ3ではシステムの社会実装を試みます。 グループ1は、スポーツ健康科学を専門とする村上がリーダーを務め、FOVそのものの評価方法の開発に挑みます。血液や尿、唾液、糞便、心拍・血圧・体温等の情報など多様な生体情報を取得し、その中から心身の健康状態を客観的に評価できるバイオマーカーを同定します。さらにそれらの変数を用いて活力を評価する指標を算出し、FOV評価法を開発します。 たとえば、筋の衰えを見える化する血液バイオマーカーとしてマイオカインに、血管の状態を見える化する血液バイオマーカーとして血管内皮由来拡張物質に着目しています。また、身体的側面に加えて精神的側面を評価するために、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールや、多幸感に関わる神経伝達物質なども候補にして研究を重ねています。それらを用いて、身体的・精神的要素の両方を統合したこれまでにない評価指標・評価方法の開発を目指します。 多様な生体情報を使って、心身の健康状態を客観的に評価できるバイオマーカーを同定する研究をおこなう。 グループ2は、情報・計算機科学を専門とする高田がリーダーを務め、心理学などの研究者も参加。個人にとって適切なタイミング・内容で、FOV向上のための行動変容を促す情報をフィードバックするシステムの開発を目指し、3つの研究課題に取り組みます。 1つめは、行動変容の個人最適化の研究です。FOV向上につながる健康行動やどのようなフィードバックが行動変容の動機付けになるかは、人によって異なります。そこで村上グループが開発するFOV指標やライフログデータから、機械学習などの手法を用いて一人ひとりにとってFOV向上に有効な健康行動を同定し、効果的な行動変容をもたらすパラメータを抽出します。 2つめは、FOV指標やライフログデータの分析技術の構築です。日常的に収集したFOVデータやライフログデータを分析して、人々にどのように納得性のある情報として提供できるか。身体的・精神的状態を推測し、行動変容による変化を予測して提示できる分析技術の構築に取り組みます。 3つめは、フィードバックシステム基盤の構築です。行動変容につながる情報を適切なタイミングで提供するには、身体に装着できるなど生活の場になじむ情報端末と、大量のデータを集約して処理するサーバ側を、クラウドサービスで連携し動作させるシステムが必要です。このようなシステムの構築に向け、実際のフィールドで評価実験をおこなっていきます。 健康行動の変容を促すシステムの開発に向け、さまざまなデータの分析を進める。 グループ3は、食マネジメント学部でフードアクティビズムを専門とする石田がリーダー。グループ1、2の成果を社会実装し、効果を検証する役割を担っています。 人々の生活は、さまざまな外的・内的要因によって影響され、特に、忙しく時間がない働き世代にとって、既存の生活習慣の延長では日常の行動変容は困難です。 そこで本グループでは、日常の行動と非日常のイベントの両面から、行動変容を支援する方法を研究します。 日常の活動では、主に2つのアプローチをおこないます。1つめは、趣味の創出を通じた行動変容。趣味が健康行動につながっていることを、FOVを用いたフィードバックによって認知してもらい、さらなる行動変容が促進されるよう支援します。2つめは食事面。働き世代が忙しくても無理なく毎日の食事づくりを行える一汁一菜の献立に着目し、行動変容を促すための場の設計、支援方法を確立し、実証実験をおこないます。 非日常イベントでは、旅をしながら食の持つ豊かで複雑な世界を体験するガストロノミーツアーなどを実施。単発イベントによる一過性の影響ではなく、日常生活の運動・食に対する行動に影響するような非日常イベントのデザインを目指します。 さらに、こうした行動支援の効果を検証して、短期的・中長期的に評価可能な手法を開発。行動支援方法を確立して、社会実装展開へとつなげていきます。 日常生活での運動・食行動を通じて行動変容を促進するため、様々な支援方法の実験を重ねる。 プレシジョンヘルスケアの社会実装によって、 新たな価値を創出。生産年齢人口減少に歯止めをかける。 本プロジェクトは、スポーツ健康科学、栄養学、行動心理学、工学、情報システム学といった異分野連携による新たな試みです。それを活かして、基礎研究から技術開発、社会実装までを推進しようとしていることに大きな特徴があります。 社会実装においては、新技術への展開や新サービスの創出も期待できます。たとえば、自宅やオフィスなど日常の中で、心拍、血圧、尿など簡便な方法によって FOV を測定することができれば、ウェアラブルデバイスを組み合わせて、個人に最適化されたプレシジョンヘルスケア支援のフィードバックを実現できる可能性があります。そこからは、FOV を向上させるアプリケーションや商品の開発、企業の健康経営に対するサービスなどへの展開が期待できます。また、FOVを使ったイベントを開催することによる地域コミュニティの活性化、自然・史跡や地産食材を活用したヘルスツーリズムの実施など、産官学地が連携して新たな地域価値を創出することも期待できます。 本プロジェクトは、現在の高齢者の健康寿命延伸に寄与するだけではなく、「働き世代」の健康問題に特に注力します。20〜30年後に高齢者になるにもかかわらず、「時間がない」などの理由で、健康に欠かせない運動習慣や食習慣を実践できていない世代。彼らの未来の健康を守り、「将来、高齢者になっても働ける・働きたい」という活力ある人口を増やすことが、生産年齢人口減少に歯止めをかけることにつながります。プレシジョンヘルスケアによって、現代社会の健康課題の解決への貢献を目指していきます。 本プロジェクトが目指す成果のイメージ図。 News&Topics ALL TOPICS MEDIA AWARD RECRUIT TOPICS GAstroEdu「Lemon Adventure 4」開催〜瀬戸田レモンと尾道テロワール・まちづくり〜 2024.02.06 RECRUT 【公募終了】専門研究員(ポストドクトラルフェロー)1名公募|「プレシジョンヘルスケアの社会浸透を推進するための総合知活用型研究拠点形成」 2023.10.23 TOPICS 尾道 Well-being セミナー(8/11)に野中朋美先生が登壇 2023.07.26 TOPICS “ケトン食”で運動による健康維持・増進に期待! ケトン体摂取が、様々な運動パフォーマンスに 短時間で効果を発揮することを証明 2023.04.10 RECRUT 【公募終了】専門研究員(ポストドクトラルフェロー)1名公募「プレシジョンヘルスケアの社会浸透を推進するための総合知活用型研究拠点形成」 2022.12.02 MEDIA 家光 素行プロジェクトリーダー(スポーツ健康科学部教授)がテレビ出演されます 2022.11.16 List TOPICS GAstroEdu「Lemon Adventure 4」開催〜瀬戸田レモンと尾道テロワール・まちづくり〜 2024.02.06 TOPICS 尾道 Well-being セミナー(8/11)に野中朋美先生が登壇 2023.07.26 TOPICS “ケトン食”で運動による健康維持・増進に期待! ケトン体摂取が、様々な運動パフォーマンスに 短時間で効果を発揮することを証明 2023.04.10 List MEDIA 家光 素行プロジェクトリーダー(スポーツ健康科学部教授)がテレビ出演されます 2022.11.16 MEDIA 家光 素行プロジェクトリーダー(スポーツ健康科学部教授)が書籍を出版されました。 2022.11.16 List 投稿がありません。 List RECRUT 【公募終了】専門研究員(ポストドクトラルフェロー)1名公募|「プレシジョンヘルスケアの社会浸透を推進するための総合知活用型研究拠点形成」 2023.10.23 RECRUT 【公募終了】専門研究員(ポストドクトラルフェロー)1名公募「プレシジョンヘルスケアの社会浸透を推進するための総合知活用型研究拠点形成」 2022.12.02 List 論文 教授 Symbol Emergence in Cognitive Developmental Systems: A Survey, IEEE Transactions on Cognitive and Developmental Systems, 11(4), 494-516, 2018. DOI: 10.1109/TCDS.2018.2867772 Tadahiro Taniguchi, Emre Ugur, Matej Hoffmann, Lorenzo Jamone, Takayuki Nagai, Benjamin Rosman, Toshihiko Matsuka, Naoto Iwahashi, Erhan Oztop, Justus Piater, Florentin Wörgötter Symbol Emergence in Robotics: A Survey, Advanced Robotics, 30(11-12), 706-728, 2016. DOI:10.1080/01691864.2016.1164622 Tadahiro Taniguchi, Takayuki Nagai, Tomoaki Nakamura, Naoto Iwahashi, Tetsuya Ogata, and Hideki Asoh Neuro-SERKET: Development of Integrative Cognitive System through the Composition of Deep Probabilistic Generative Models, New Generation Computing, 38(-), 23-48, 2020. Tadahiro Taniguchi, Tomoaki Nakamura, Masahiro Suzuki, Ryo Kuniyasu, Kaede Hayashi, Akira Taniguchi, Takato Horii, Takayuki Nagai DOI BOOKS QUARTERLY REPORT QUARTERLY REPORT QUARTERLY REPORT QUARTERLY REPORT お問い合わせ この研究のお問い合わせは 立命館大学研究部BKCリサーチオフィス この研究のお問い合わせは 立命館大学研究部OICリサーチオフィス この研究のお問い合わせは 立命館大学研究部衣笠リサーチオフィス このプロジェクトは終了しました。 PAGE TOP R-GIROについて 設立理念 機構長挨拶 運営体制 研究活動 R-GIRO研究プログラム(概要) 第4期プロジェクト 過去の研究プログラム 受賞実績 報道実績 R-GIROシンポジウム 刊行物 R-GIRO お問い合わせ 外部の方 R-GIROの研究者の方 採用情報 © Ritsumeikan Univ. All rights reserved. 立命館大学 立命館グローバル・イノベーション研究機構 (R-GIRO) [ 人文社会科学系 ] 衣笠キャンパス 〒603−8577 京都市北区等持院北町56−1 TEL:075-465-8224/FAX:075-465-8245 [ 自然科学系/人文社会科学系 ] びわこ・くさつキャンパス 〒525−8577 滋賀県草津市野路東1−1−1 TEL:077−561−5023/FAX:077−561−3955 [ 人文社会科学系 ] 大阪いばらきキャンパス 〒567-8570 大阪府茨木市 岩倉町2-150 TEL:072-665-2570/FAX:072-665-2579

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