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立命館大学 研究者学術情報データベース English>> TOPページ TOPページ > 金津 日出美 (最終更新日 : 2024-03-13 14:52:57) カナヅ ヒデミ 金津 日出美 KANAZU Hidemi 所属 文学部 東アジア研究学域 職名 教授 業績 その他所属 プロフィール 学歴 職歴 委員会・協会等 所属学会 資格・免許 研究テーマ 研究概要 研究概要(関連画像) 現在の専門分野 研究 著書 論文 その他 学会発表 その他研究活動 講師・講演 受賞学術賞 科学研究費助成事業 競争的資金等(科研費を除く) 共同・受託研究実績 取得特許 研究高度化推進制度 教育 授業科目 教育活動 社会活動 社会における活動 研究交流希望テーマ その他 研究者からのメッセージ ホームページ メールアドレス 科研費研究者番号 researchmap研究者コード 外部研究者ID その他所属 1. 衣笠総合研究機構 白川静記念東洋文字文化研究所   学歴 1. 1995/04/01~2000/03/24 大阪大学 文学研究科 日本学専攻 博士後期課程 修了 博士(文学) (日本史) 2. 1993/04/01~1995/03/21 立命館大学 文学研究科 史学専攻 日本史専修 博士前期課程 修了 3. 1987/04/01~1991/03/21 立命館大学 文学部 史学科 日本史学専攻 卒業 職歴 1. 2017/04/01 ~ 2022/03/31 立命館大学 文学部 東アジア研究学域 准教授 2. 2011/03/01 ~ 2017/02/28 高麗大学校 文科大学日語日文学科 副教授 3. 2008/03/01 ~ 2011/02/28 高麗大学校 文科大学日語日文学科 助教授 4. 2007/09/21 ~ 2008/03/31 立命館大学 文学部 非常勤講師 5. 2004/09/01 ~ 2007/08/31 新羅大学校 師範大学日語教育科 専任講師 全件表示(14件) 委員会・協会等 1. 2017/11 ~ 2021/10 歴史科学協議会 理事 2. 2017/05 ~ 京都民科歴史部会 評議員 3. 2015/12 ~ 2017/02 東アジア宗教研究フォーラム 運営委員 4. 2015/11 ~ 2016/10 東アジア日本学会 広報・対外理事 5. 2013/03 ~ 2015/02 韓国日本学会 広報理事 全件表示(13件) 所属学会 1. 韓国日語日文学会(韓国) 2. 韓国日本学会(韓国) 3. 韓国日本近代学会(韓国) 4. 韓国日本思想史学会(韓国) 5. 京都民科歴史部会 全件表示(12件) 研究テーマ 1. 帝国日本と漢医学の歴史的展開 2. 帝国日本における人的移動と貧困・病・死 3. 東アジアの近代空間と身体 研究概要 帝国日本における医学・医療空間の歴史的考察 帝国日本の版図において繰り広げられた帝国医療を、近代医学だけでなく漢医学をも視野に入れつつ、その偏差と治療・救済の様相を明らかにすることに主眼を置いている。具体的には、以下の3つのテーマから研究を進めている。(1) 近来、知識人世界における中華主義の圧倒的力のなかでの「日本中華主義」「朝鮮中華主義」の成立に関する思想史研究や、近代西洋医学導入後の身体観の変容に関する医学思想研究が精力的に行われているが、前近代の身体観が宇宙観や自然観と一体であったことを鑑みるならば、両者を接続する視点からの研究が必要である。また、その様相は日本のみに限定されたものではなく、同じく近代を迎えた中国・朝鮮などの動向と共時的に進行した。中国や朝鮮の近代を念頭に置きながら、東アジアの近代空間と身体の問題を捉えることを課題としている。(2) 近代東アジア空間における医学・医療はまずは日本において進められ、それをモデル、もしくは移植する形で進行した。近年、そうした東アジアにおける近代医学、特に植民地医学・医療研究は欧米の動向を睨みながら研究されてきている。その一方で、「伝統医学」「遅れた医学」とされた漢医学については前近代に焦点が置かれる傾向がある。こうした研究状況を踏まえ、近代東アジア空間での漢医学の様相を、植民地統治、近代知の連鎖といった視角から捉え返し、植民地医学・医療の総体的把握をめざす。(3) 帝国の成立は本国、植民地を問わず、大規模な人口移動を生じさせ、労働力の流動化を進行させた。そうした新たな局面は貧困・病に喘ぎ、斃れる人びとを帝国の空間に溢れさせたが、それらの人びとに対していかなる治療・救済が施されたのか。植民地統治と社会事業の関係や、治療に携わる医療と救済に携わる宗教の様相に関する歴史的考察を進めている。 現在の専門分野 思想史, 日本史 (キーワード:日本近代史、ジェンダー史、文化交流史、帝国医療・医学、近代漢医学、在朝日本人社会) 著書 1. 2021/12/01 『「行倒れ」の歴史的研究-移動する弱者とその救済-』 │ (共著)   2. 2021/03/31 『近世・近代の日本における「行き倒れ」とその救済の歴史的特質の究明 : 国際比較を加味して』 │ ,361-380頁 (共著)   3. 2019/06 사진과 함께 보는 일본사정입문[개정판] (写真とともにみる日本事情入門[改訂版]*韓国語・日本語併記 │ (共著)   4. 2019/05 『東アジア 遭遇する知と日本』 │ (共著)   5. 2018/05/26 (金容満)『やいばと陽射し』 │ (単著)   全件表示(35件) 論文 1. 2021/03/31 (張舜順)「日帝強制占領期、中央機関の郷校関係史料の現況」 │ 『東アジアの思想と文化』、東アジア思想文化研究会 │ (12),121-138頁 (単著)   2. 2020/12/01 「コロナ禍における東アジア共同運営国際教育 ― 立命館大学文学部キャンパスアジア·プログラム〈移動を伴わない留学〉の試み ―」 │ 『日本語教育』、韓国日本語教育学会(韓国) │ 94,1-17頁 (単著)   3. 2019/09 「日本思想史学会創立50周年記念シンポジウム 第2回:日本思想史学の現在と未来「総括コメント」」 │ 『日本思想史学』、日本思想史学会 │ (51),30-35頁 (単著)   4. 2019/05 (朴晋雨)「戦後日本の歴史認識と象徴天皇制」 │ 『新しい歴史学のために』、京都民科歴史部会 │ (294),57-73頁 (単著)   5. 2018/03 (邊柱承)「朝鮮後期の流民研究(抄録)」 │ 『部落問題研究』、部落問題研究所 │ (224),17-29頁 (共著)   全件表示(35件) その他 1. 2021/03 沈黙が紡ぎだすコミュニケーション—コロナ禍で気づかされたこと │ 日本思想史研究会会報 │ (38),1-6頁 (単著) 2. 2020/12/20 「苦悶」の時間の確保を―韓国の教育行政対応を横に見て― │ 新しい歴史学のために │ (196),73-79頁 (単著) 3. 2005/10 「釜山通信⑹ 2005年8月」 │ 『人権と部落問題』、部落問題研究所 │ (737),74-78頁 (単著) 4. 2005/09 「釜山通信⑸ 墓地を歩いて」 │ 『人権と部落問題』、部落問題研究所 │ (735),67-71頁 (単著) 5. 2005/08 「釜山通信⑷ 倭館跡地を歩いて」 │ 『人権と部落問題』、部落問題研究所 │ (734),82-86頁 (単著) 全件表示(8件) 学会発表 1. 2023/12/16 総合討論「동아시아 냉전과 근대 역사학의 탈식민적 변용: 비교, 성찰, 전망(東アジアの冷戦と近代歴史学の脱植民的変容:比較、省察、展望)」*韓国語 (韓国学中央研究院現代韓国研究所・歴史教育研究会2023冬季学術大会) 2. 2023/08/06 多言語・多文化教育を目指した大―小連携の試み―留学生と学ぶ異文化接触、中国語、韓国語― (母語・継承語・バイリンガル教育学会) 3. 2022/10/15 オンライン×現地留学の相互作用をもとにした国際教育プログラムの模索 (韓国日本語文学会 第58回国際学術大会) 4. 2021/09/04 東アジアをキャンパスに―東アジア人文学リーダー・日中韓トリリンガル養成 (全国語学教育学会(JALT)海外留学(Study Abroad)SIG Conference2021) 5. 2019/11/02 근대가족이 배제한 것:‘낙태’ ・영유아 살해・인구억제(近代家族が排除したもの―「堕胎」・間引き・人口抑制)*韓国語 (全南大学校人文学研究院シンポジウム「近代東アジアと家族共同体」) 全件表示(80件) その他研究活動 1. 2023/07/30 ~ 2023/07/30 書評:ひろたまさき『異国の夢二』 2. 2018/06/06 ~ 2018/06/06 困窮した人びとは、どこへどのように流れ、生きていったのか―邊柱氏「朝鮮後期の流民研究」講演会― (『人権と部落問題』第912号) 科学研究費助成事業 1. 2017/08 ~ 2019/03 帝国日本を移動する社会的弱者の救済に関する思想史的研究 │ 研究活動スタート支援   2. 1999/04 ~ 2002/03 近代日本産科学の展開に関する総合的研究 │ 特別研究員奨励費   3. 1997/04 ~ 1999/03 近代日本「産科学」の成立と展開の問題 │ 特別研究員奨励費   競争的資金等(科研費を除く) 1. 2010/06 ~ 2011/05 『やいばと陽射し』翻訳出版 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 韓国文学翻訳支援事業翻訳出版助成金(韓国文学翻訳院)   教育活動 ●教育方法の実践例 1. 2022/09 ~ 立命館小学校でのサービスラーニング 2. 2020/09 ~ 2021/03 中韓提携大学の授業と解説講義のブレンド授業の開発 3. 2020/09 ~ 2021/03 コロナ禍のもとでのオンライン留学科目の開発・運営 4. 2020/04 ~ マルチメディア機器を利用しての授業運営 5. 2020/04 ~ マルチメディア機器を利用しての授業運営 全件表示(21件) ●作成した教科書、教材 1. 2019/06 『사진과 함께 보는 일본사정입문[개정판] (写真とともにみる日本事情入門[改訂版])』多樂園(韓国)*日韓2言語 2. 2018/04 『日本概况(日本概況)』大连理工大学出版社(中国)*中国語 3. 2017/04 『改訂版 留学生のための日本事情入門――1冊でわかる最新日本の総合的紹介』文理閣 4. 2012/03 『人文科学と日本語の接点――各論編』図書出版門(韓国) 5. 2012/02 『人文科学と日本語の接点――総論編』図書出版門(韓国) 全件表示(7件) ●当該教員の教育上の能力に関する大学等の評価 1. 2021/05/19 2020年度コロナ禍での教育・研究・社会貢献におけるグッドプラクティスの採択 ●その他教育活動上特記すべき事項 1. 2017/04/01 ~ 立命館大学文学部キャンパスアジアプログラム 社会における活動 1. 2011/05 ~ 2013/06 韓国中央公務員教育院(現・国家公務員人材開発院) 講師 2. 2009/07 ~ 2013/02 大統領直属国家経済力強化委員会ハングル規範諮問委員会(韓国) 諮問委員 研究者からのメッセージ 1. 〈線〉から〈面〉を捉える歴史研究の模索世界各地で噴出している問題に対処し、未来を構想していくには、自国・自己中心的な認識同士の対面ではなく、他者への理解・想像と自国・自己への省察の両側面が重要である。ここでいう自国・自己への省察とは、自国に関する歴史や文化、社会、言語に関する豊富な知識の獲得とともに、それらを自国の内部のみに収斂させない視点を構想していくことである。 韓国で教鞭を執る以前の私は、日本で、そして日本語で、日本史研究に携わっており、英語文献は若干かじったものの、主として日本語で書かれた先行研究をもとに、日本語の読者に向けて、日本語で論文を書いてきた。無論、「国史」が一国史にほかならないという指摘は念頭においてはいたものの、自己の研究実践・作法そのものに孕まれている「一国性」にどこまで自覚的であっただろうか。12年間の韓国での教育・研究生活はそのことを私に気づかせてくれた。 つまり、東アジア的視点といった場合にも、日中・日韓・日台…といった〈線〉でのみ捉えていたように思う。東アジアの歴史とは、かく双方向的ベクトルで展開されたものではなく、東アジアという時空間でさまざまな力学が働きながら〈面〉として営まれたものの集積である。さすれば、それを研究する側も自らの視点・研究作法を共時的な研究空間のなかに開いていくことが求められているだろう。 © Ritsumeikan Univ. 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